結論!ネズミがいるか確かめる方法、ラットサインとラブサイン

こんにちは、プロープル広報のkikuです。

何となくネズミがいるかも?病原菌や、衛生的にも気になって眠れない……
気になり始めると、我が家にはネズミがいるのかいないのか……確かめたい!

そこで

今日のテーマは「結論!ネズミがいるか確かめる方法、ラットサインとラブサイン」のお話しです。

ネズミがいるか確かめる方法とは

ネズミがいるか確かめる方法とは

ネズミがいるか確かめる方法は

結論:ネズミは何度も同じ道を通ります。ラットサイン「ネズミがいる痕跡(こんせき)」を見つけましょう。


ラットサインとは

ラットサインとは

ラットサインとは、

フンや尿、かじった跡、臭い、体毛、ダニ、こすった黒い汚れ跡、足跡などのネズミがいる痕跡(こんせき)のことです。

ネズミのフンとは

ネズミのフンとは

ネズミのフンの見分け方

一般的に黒くて細長く、大きさはネズミの種類によりますが5~20mm程度となります。

一般住宅でのネズミ被害は、以前に比べ9割近くは「クマネズミ」という種類のネズミになります。

このクマネズミのフンの特徴は、細長く10mmほどで天井裏や、高所にある物置などの人の出入りが少ない場所で目にすることが多いです。

ケーブルにかじった跡が、ネズミかも?

ケーブルにかじった跡が、ネズミかも?

ネズミの歯は前面がエナメル質で非常に硬く、生涯伸び続けます。そのため、食べ物以外にもさまざまなものをかじって、歯を削る必要があります。

排水ホースがネズミにかじられた

壁や家具、ケーブル、排水ホース、ガス管にかじり跡を見かけたら、ネズミがいる証拠になります。

<参考文献>:谷川 力、家ネズミ類の生態・被害と防除、環境と病気、2009、18巻、1‐2号、 p. 1-6、環境と病気学会、ISSN 13409476 (参照2023-08-31)https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010782349.pdf

壁やパイプに黒いこすられた汚れ跡がある

壁やパイプに黒いこすられた汚れ跡がある

ネズミは夜行性で、夜の方が目がよく見えるが、視力はあまり良くありません。

その代わり、触覚が発達しており、ヒゲや体毛を壁やパイプにこする様にして移動しています。

そのため、壁やパイプなど何度も通った道には、毛や黒くこすれた汚れ跡が残ります。

この、こすられて付いた黒い汚れを、ラットサインの中でも、”ラブサイン”と言い表します。


ラブサインとは

ラブサインとは

ラブサインとは

「ラブサイン」とは、「ラットサイン」の中のネズミの存在を示す痕跡の一つで、ネズミの体や足についた汚れやホコリがこすれてできる、黒く汚れた跡のことを指します。

ちなみに、”ラブサイン”の「ラブ」は、こするという意味の「Rub」ラブであり「Love」のラブではありません。

小さな隙間に黒ずんだ汚れ

小さな隙間に黒ずんだ汚れ

クマネズミは10円玉ほどの隙間(2cm以下でも)があれば容易に侵入してきます。その侵入口から体とヒゲをこすりつけながら侵入してくるため、黒く汚れた跡が付いて、ネズミがいる痕跡が残ります。

家に侵入したクマネズミは、夜行性であることから「昼間は家の安全な場所に隠れ潜んでいます。


まとめ:ラットサイン&ラブサインからわかること

  • ネズミが家の中で通る道
  • フンの場所でネズミを知る
  • 同じ道をネズミは何度も通る
  • ネズミは生涯、歯が伸び続けるのであらゆる物をかじる
  • 視覚が発達しているネズミは、体とヒゲを壁やパイプなどにこすり付けながら移動している
  • 一般家庭のネズミ被害は9割近くがクマネズミ
  • 2センチ以下の隙間から家の中に侵入してくる

<参考文献>:谷川 力、富岡 康浩、池尻 幸雄、白井 英男、吉浪 誠、写真で見る 有害生物防除事典、オーム社、2007、p.200、


ネズミは多くの痕跡(こんせき)を残します。ラットサインがあればネズミがいます。ネズミの被害は衛生的被害、経済的被害、精神的被害と複数の問題があります。

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