こんにちは、プロープル広報のkikuです。
なぜ毎年カビって生えるの?綺麗に掃除したばかりなのに……こんな悩みありませんか?
実は、私たちの生活環境にはカビが発生しやすい条件が全てそろっているんです。
そこで、今回のテーマは、
「部屋のカビ予防は一年中必要ってホント!?簡単なエアコンのカビ対策」のお話です。
部屋のカビ予防が一年中必要な理由とは
部屋のカビ予防が一年中必要な理由とは
理由:日本特有の四季の変化とそれに合わせた生活環境だから。
日本は四季の変化がはっきりしており、季節ごとにカビが繁殖しやすい条件があります。
特に夏は高温多湿で湿度が上昇し、梅雨時期には長時間にわたる降雨が湿度をさらに高め、カビが繁殖しやすい環境といえます。
エアコンの使用量が増える時期でもあり、エアコン内部がカビの発生源になる可能性があるので、注意が必要です。
春の湿気や秋の雨季(秋雨)は、カビが発生しやすい時期として知られています。
意外にも冬もカビに対する注意が必要です。
冬は乾燥することが多いですが、室内での暖房の使用により湿度が上昇し、屋外との温度差により窓枠に結露が発生しやすく、これがカビの繁殖につながります。
日本の気候や生活環境を考えると、
カビに対する注意と適切なカビ対策が一年を通じて必要となります。
<参考文献>:濱田 信夫, 住まいのカビ, 生活衛生, 1990, 34 巻, 4 号, p. 179-180, 公開日 2010/03/11, Online ISSN 1883-6631, Print ISSN 0582-4176 (参照2023-07-07)https://www.jstage.jst.go.jp/article/mez/56/2/56_KJ00004042508/_article/-char/ja
カビの繁殖しやすい環境と部屋にカビが発生する原因
カビは湿度や温度、エサ(栄養源)、酸素といった条件がそろった環境で繁殖します。
カビが繁殖しやすい環境
湿度が60%以上だとカビは繁殖しやすくなります。
湿度が高い状態が続くと、空気中の水分が壁や床、家具、窓枠などに付着し、カビの発生源となります。そのため、湿度の高い部屋や季節には特に注意が必要です。
次に温度ですが、25度以上でカビの繁殖の原因となります。
夏場や暖房が効いた冬の室内など、温度が高い状態が続くとカビの成長を促してしまいます。
温度の上昇によって湿度も上がりやすくなるため、湿度と温度はカビの繁殖と密接に関係しています。
カビにはエサ(栄養源)が必要です。
例えば、壁紙や家具、窓枠などが湿った状態で放置されると、そこに”食品カス”や”ホコリ”などの有機物がカビのエサとして栄養源となりえます。
その他にも、人の垢や皮脂、フケ、石けんカス、塗料などの有機物を栄養源として繁殖します。
カビは天然有機物や人工有機物のみならず無機物や鉱物までも栄養源としており、博物館・図書館等の資料などは格好の栄養源(炭素源、窒素源)として物理的、化学的に分解(破壊)される。特に、木質系、天然繊維系、皮革系および膠等は経年劣化(物理的劣化・化学的劣化)した場合には、資料素材が本来持っていた僅かの抗菌性物質(テルペノイド、リグニン、フラボノイド、芳香族化合物、精油成分、抗菌性色素等)が分解あるいは蒸散して減少しているため、細菌やカビによる微生物劣化を容易に受ける。
<出典>:「カビ対策マニュアル 基礎編」(文部科学省)|https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/002.htm|(参照2023-07-22)
部屋にカビが発生する原因
部屋にカビが発生する原因とは
それは、暗くて湿度が高く、通気性が悪い場所です。
キッチンやお風呂場、洗面所などの水まわり部分は最も湿度が高い場所といえます。
その他にも、水道管や流し台の下は普段目にすることが少なく、見落としやすい場所ですので、こまめなチェックと掃除が必要です。
クローゼットや押し入れ、物置、靴の収納スペースなどは通気性が悪く、湿度がこもりやすいため、対策として除湿剤や定期的な空気の入れ替えが有効です。
通気性が悪い部屋は、条件がそろえばすぐにカビが発生します。
”気管支ぜんそく”や”アトピー性皮膚炎”の症状の引き金となりえるカビの対策には、ポイントをしっかり押さえましょう。
カビ対策のポイント:湿度を60%以下、温度を25度以下に保ち、こまめな換気と掃除をする。
置くだけクローゼットのカビ予防
自社商品:置くだけでカビ防止。クローゼットにもカビ対策グッズとして何度も繰り返し使える「クリーンマットplus」でお手軽な湿度コントロール。
カビが生えやすい場所は、暗くて湿度が高く通気性が悪い部屋です。
湿度を抑えるために、除湿器を使ったり適切な換気をすることがカビ対策につながります。
お問い合わせフォームでは24時間受け付けております。ご遠慮なくお問い合わせください。
≫お問い合わせフォーム
簡単なエアコンのカビ対策とは
しばらく使用していなかったエアコンは、窓を開けた状態で10分間送風運転させることで、簡単なカビ対策になります。
しかし、長期間(1ヶ月以上)使用していなかったエアコンは、内部に蓄積されたホコリの掃除と結露の拭き取りが不可欠です。
これらを放置すると、蓄積されたホコリに結露がついてカビが発生してしまいます。
そのまま使用すると、放出される空気にカビが混じり吸い続けることで、空咳や気管支ぜんそくの原因になる可能性もあります。
アレルゲンでもあるカビ対策は快適で健康的な生活環境を保つためには欠かせません。
部屋のカビ対策と3つの予防法
1.こまめな掃除
カビの栄養源はホコリや汚れです。掃除をこまめに行うことで、カビの発生を抑えることができます。
具体的には、各部屋の床や家具を週に1回は拭き掃除をして、水まわりは使った時に飛び散った水滴を拭き取りましょう。
2.空気の入れ替え
部屋の湿度や温度を換気を行うことでコントロールして、カビの発生しにくい環境を目指しましょう。
窓を開けて換気を行う時には、扇風機を窓側に向けて部屋の空気を外に流すのがおすすめの換気方法です。
3.部屋のレイアウトと風通しの改善
家具を壁から少し離し、隙間をあけて風通しを良くすることで掃除もしやすく、湿気もこもらないので乾燥してカビ予防にもなります。
全てのカビ対策が組み合わさって、初めて効果的なカビ予防となります。
こまめな掃除と適切な湿度管理を日常的に行うことが大切です。
カビのよくある質問
- カビの弱点とは何ですか?
- 乾燥が弱点です。換気をして、湿度をコントロールしてください。また一般的には熱に弱60℃で30分加熱処理で死滅します。
- カビが生えやすい場所や製品は?
- 湿度と温度、栄養源(垢や石鹸のカス)などが豊富なバスルームはカビが生えやすい場所といえます。その他にも、キッチンや洗面所も同様にカビが繁殖しやすい条件がそろっています。寝室のマットレスや革製品の鞄や靴も要注意です。
- アルコールはカビに効きますか?
- 有効です。布に消毒用エタノールなどを染み込ませて、カビが生えている箇所を拭き上げるとカビの除去と予防にもなります。ただし、使用する箇所によっては傷める可能性もありますので注意してご使用ください。
プロのおすすめカビ対策
先ほどの「部屋のカビ対策と3つの予防法」は、カビ問題には欠かせない方法です。
しかし、日常的に継続してカビ問題を対処するのは、手間と時間、労力がかかる大変なことです。
また、少しでもカビ対策を見落としてしまうと、あっという間にカビは発生してしまいます。
家事や仕事に忙しく、アレルギー体質でカビ対策をしたくてもできない方には、当社のサービス「新理論でカビを内側から除去する」MOLTES-モルテス-をおすすめします。
プロがおすすめするカビ対策【MOLTES】(モルテス)とは
プロがおすすめするカビ対策【MOLTES】(モルテス)とは、
大手食品工場やスーパーの食品売場、ホテル、倉庫などで使用されています。
【MOLTES】(モルテス)のよくある質問
- キッチンや食品のある場所で使用して大丈夫なの?
- 主成分は、クエン酸や次亜塩素酸ナトリウムなどです。この成分は、食品を扱う場所で一般的に使用されることもあるため、安心してご利用できます。
- カビ予防の効果はどのくらい?
- 通常6ヶ月ほどカビ予防効果を持続しますが、施工場所や環境により異なります。また、定期的な目視確認を行い、再処理することにより効果を延長することもできます。詳しくは現場施工員までお尋ねください。
- 子どもやペットの影響はないの?
- 散布後は乾燥するまで触れないようにしてください。乾燥後は触れても問題ありません。詳しくは、現場施工員が責任を持って対応し説明させていただきます。
- 取れないカビはありますか?
- 表や裏両面に根が這っている天井材や壁材の場合は効果が難しい場合もありますが、無料現場見積りの際に施工員より状況を確認して効果の有無の説明させていただきます。
新理論に基づくカビ対策!
モルテスは、従来のアルコールや塩素系カビ除去剤とは異なり、表面だけでなく根本からカビを除去・漂白し、施工面を高い防カビ効果で守ります。
カビを食べる害虫被害
カビが繁殖すると、カビを食べる「チャタテムシ」や「ヒメマキムシ」などの食菌性の害虫も大量発生しまう可能性があります。
特に湿度が高いエアコン内部では、カビが発生しやすいため、カビを目当てにチャタテムシが住み着き、繁殖する恐れがあります。
駆除しきれないチャタテムシの意外な発生源になりえますので日々の対策が重要です。
また、カビの繁殖条件がダニの繁殖条件と同じ高温多湿のため、カビとダニが同時に発生しダニアレルギーなどの健康被害の原因にもなりえますので注意が必要です。
まとめ
- 日本の四季による気候や生活習慣には、カビ予防とカビ対策が一年中必要となります。
- カビ対策には、湿度を60%以下、温度を25度以下にしましょう。
- エアコンの内部は結露が多く、カビが繁殖しやすいので定期的な掃除がおすすめです。
- 部屋のカビの原因はホコリや温度と湿度、対策はこまめな掃除と換気です。
- プロがおすすめする新理論のカビ対策で、忙しいあなたに代わりカビの問題を解決します。
- カビが繁殖するとカビを食べる害虫がエアコン内部にも集まってきます。
当社プロープルでは、専門的な機材とプロの薬剤を使用し、知識と経験で効果的なカビ対策とカビ予防を可能としております。
カビの除去・漂白・防カビ・抗カビやダニ、害虫問題などの心配事などなんでもお任せください。
監修:引田 徹【クリーン計画プロープル株式会社:施工部長】
取材担当:フジテレビ「ライブニュースイット」|BS-TBS「噂の!東京マガジン」|テレビ朝日「スーパーJチャンネル」|日本テレビ「news every.」|テレビ朝日「報道ステーション」|フジテレビ「めざまし8」そのほか多数メディア出演対応(順不同)
資格:(公社)日本ペストコントロール協会|(公社)神奈川県ぺストコントロール協会|(一社)日本有害生物対策協会|日本ペストロジー学会|(公財)文化財虫菌害研究所|しろあり防除施工士|建築物ねずみ昆虫等防除業登録|(一社)日本鳥獣被害対策協会|セントリコン・テクニカル・マスターなどその他にも多数の資格を保有