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夏の虫とも言える蚊ですが、刺されると強いかゆみを伴うことが多く、ほとんどの人は毛嫌いしているでしょう。

では、そんな夏の大敵でもある蚊を駆除する方法はあるのでしょうか。
この記事で詳しく見ていきましょう。

蚊って一体どんな虫?

まずは蚊についての基本情報について、詳しく見ていきます。

種類

一言で蚊と言っても、その種類は約130種類以上います。

  • イエ蚊
  • ヤブ蚊

など、蚊の種類ごとで大きさや刺された時の症状が変わってくる場合もあるのです。

活動時期

蚊というのは、気温が高い時期になると活動を始めます。つまりです。

とはいえ、比較的気温の高い春、秋などに出没する蚊もいるのです。

また、蚊というのは、朝と夕方に吸血活動が活発になります。

生態

実は、血を吸う蚊は全てメスの蚊です。

ヤブ蚊は昼間に吸血活動をすることが多く、かなり賢い方法で吸血を行います。


具体的には、ヤブの木陰などに隠れ、人などが周辺を通ると追尾を始め、隙を見て血を吸うのです。
そして、お腹いっぱいになるまで血を吸うと、ヤブ蚊の体重は倍近くになりますので、再び木陰などで食休みをします。
そして次の日までには飛べるようになるため、再び活動を始めるのです。

蚊はどんなところに発生する?

では、蚊というのは具体的にどのような場所に存在するのでしょうか。

蚊の種類によって発生場所は異なるのですが、

  • 池、田んぼ
  • 古タイヤ周辺
  • 空き缶
  • ちょっとしたくぼみ
  • 植木鉢

などに発生することが多いです。

家にいる蚊を駆除する方法は?

ヤブ蚊を全て駆除することは、現実的に考えて難しいです。
しかし、ヤブ蚊やイエ蚊を室内に侵入させないことなら可能です。

では、一体どのような方法で蚊の侵入を防げばよいのでしょうか。

網戸を強化

まずは網戸を強化することが大切です。
破けている部分があるとそこから蚊が侵入してきてしまいますので、そのような部分を補強したり、防虫網をかけたりすることをおすすめします。

換気

続いては換気です。

蚊というのは、人間もしくはペットの匂いや二酸化炭素、熱気や蒸気などに反応します。
そのため、適度に換気をしないと、蚊に存在を知らしめているのと同じことになってしまうのです。

適度に換気を行い、常に綺麗な空気を室内取りこむことで、蚊の侵入を防げる場合があるのです。

殺虫剤

続いては殺虫剤です。

ほとんどの家庭で1本は常備していると思います。殺虫剤を使うことで、蚊やそれ以外の虫を駆除することができます。
とはいえ、刺されてからでは意味がないため、蚊の侵入を防げる殺虫剤を使用することもおすすめです。

ただ、お子様やペットのいる環境だと使うのに躊躇してしまいますよね。

外にいる蚊を駆除する方法は?

では、外にいる蚊を駆除するためには一体どのような方法を試せば良いのでしょうか。
外にいる蚊を放置してしまうと、餌を求めて室内に侵入してきてしまう可能性があります。

そのようなことを防ぐためにも、これから紹介することをしっかりと実践してみてください。

忌避剤

まずは忌避剤です。

忌避剤というのは、虫の嫌がるニオイを発し、侵入を防ぐというアイテムです。
忌避剤を使うことで、蚊に刺される前に対策を打つことができるため、未然に蚊の侵入を防ぐことができます。

しかし、忌避剤の多くは人体に有害な物質を放出するため、人間やペットの存在に十分注意して使用することをおすすめします。

草むしり

続いては草むしりです。「そんなことで?」と思うかもしれませんが、草がたくさん生えていると
蚊の休息場所になってしまうため、綺麗に刈り取ることで蚊を寄せ付けなくすることができます。

水たまりをなくす

そして、水たまりをなくすことは非常に効果的です。

蚊は水たまりや池などの産卵をすることが多いため、そのような場所をなくすことで未然に蚊の産卵を防ぐことができるのです。

タイヤを置いておかない

使わなくなったタイヤや、スタッドレスタイヤを積み上げてある家庭もあると思います。

確かにタイヤというのは保管場所に困ってしまい、結局は端のスペースに積み上げてしまいたくなりますよね。
しかし、このような古タイヤは蚊の住処、産卵場所になることが多いです。

タイヤで産卵をされてしまうと、家の中に侵入してきてしまう可能性も高くなるのです。
そのため、使わないタイヤは処分し、冬になったら使うスタッドレスタイヤは物置などにしっかりとしまっておくことをおすすめします。

蚊の卵
蚊の卵、ボウフラになる前です

まとめ

夏の大敵とも言える蚊ですが、できれば刺されたくないというのが本音だと思います。

しかし、多くの人は、「夏は蚊に刺されるものだ」と諦めてしまっています。

確かに、1度も蚊に刺されずに夏を乗り切るのは難しいかもしれませんが、刺される回数や確率を下げる事なら可能です。
そのためには、家の中に侵入させないことが大切になります。

今回紹介した対策を行うことで、蚊を家の中に侵入させないようにしたり、庭先の蚊を減らしたりすることができる可能性があるため、是非一度試してみてください。