【かゆい虫刺され限定】家の中で虫に刺された!室内編

こんにちは、プロープル広報のkikuです。

いつの間にか腕のところに赤い点がある。虫に刺されたかも?

かゆいし……少し腫れてる…

虫刺されって赤くなったり、腫れたり、しこりで硬くなったり、いろいろな症状があって、かゆい虫刺されにはどんな種類があるの?

家の中や部屋、布団の中にはどんな虫がいて、なぜ刺されるのか……

そこで!今日のテーマは「かゆい虫刺され限定、どんな虫?どんな症状?室内編」

ソファで「虫に刺された」腕に赤い点が…何の虫?かゆい!!

ソファーで「虫に刺された」赤い点が…何の虫?かゆい!!

ゴロンとのんびり読書をしていたら虫に刺された!

いったい何の虫?
その正体!もしかしたら……

室内で刺された『かゆい虫刺され』とその症状について、
9種類の虫をイラストで紹介します。


ダニ(ツメダニ)かも?

そのかゆみの正体は、ダニ(ツメダニ)が刺したのかも?そのツメダニは0.5〜0.8mmと小さいです。

布ソファや畳などに繁殖するコナヒョウヒダニ(チリダニ類)は吸血しませんが、コナヒョウヒダニが発生すると、それを餌とするツメダニが集まります。

ツメダニもまた吸血しませんが、ヒトの皮膚に触れると反射的に刺すことがあります。

症状として、
翌日以降(24~48時間)にかゆみを伴う赤く腫れるアレルギー反応が現れ、1週間ほどで治まります。

ツメダニに刺された跡や特徴、症状について知っておくと効果的な対策に役立ちます。もっと詳しく知りたい方は『ツメダニの刺された跡と特徴』の記事をご覧ください。

ツメダニに刺されやすい部位

  • 大腿部:ふともも
  • 上腕部の内側:うでの内側
  • 腹腰部
  • 頚部:耳の下から鎖骨の上(首)

ツメダニの生息場所

ツメダニやコナダニ、チリダニの生息場所はどこでしょうか?

布団や畳、カーペットなどに多く生息しますが、餌とするコナヒョウヒダニなどのチリダニ類やコナダニ類、イエササラダニが大発生すると被害が増加します。

コナヒョウダニを餌としてツメダニは集まります、そのコナヒョウヒダニは0.3〜0.5mmの大きさです

餌とするダニ類が生息する布製のソファやカバー、ベッド、クッション、ぬいぐるみ、枕やシーツなどの寝具でも多く見られるため、注意が必要です。


ダニ(イエダニ)かも?

そのかゆみの正体は、ダニ(イエダニ)が刺したのかもしれません、イエダニは0.6〜1.0mm目の良い方は見ることができます

このダニに刺されたら、ネズミが住み着いていると言えるでしょう。

天井裏や壁の中、床下にネズミの巣がある場合、隙間からイエダニが移動してきて吸血することがあります。

ペットもダニの被害に遭うことがあり、散歩でダニが付いたと思っていたら、実はネズミの巣が原因だったケースもあります。

症状として、
露出している顔や手よりも、就寝中に柔らかい皮膚を選んで潜り込み、被害に遭うことが多いです。翌日や翌々日以降にダニのアレルギー症状により、複数箇所に赤く点々と腫れが現れるケースが多いですが、症状には個人差が大きく、どこで刺されたかの判断が重要となります。

イエダニに刺されやすい部位

昼夜関係なく,衣服に隠れた柔らかい皮膚を選んで刺します。

  • 腋(わき)の下
  • 大腿部の内側:ふとももの内側
  • 腰まわり
  • 下腹部:おへそより下、足の付け根

イエダニの生息場所

布団の中に潜り込んで刺すことが多いイエダニ、その他の生息場所はどこでしょう

布団の中、ネズミの巣の近辺、ソファ、ベッド、寝具、畳、カーペット
※厳密には、寄生元のネズミの周辺に生息します。


ダニ(ヒゼンダニ)かも?

そのかゆみの正体は、肉眼では見えないダニ(ヒゼンダニ)が原因かも?肉眼では見ることが困難なヒゼンダニのサイズは0.2〜0.4mm

ヒゼンダニは人から人への直接的な接触や寝具などを介して感染する可能性があります。特に、集団生活をしているホームや介護施設、入浴施設、養護施設、医療機関などで感染が起こり得ます。

症状として、
疥癬(かいせん)症の原因となり、吸血性はないが、寄生されるとアレルギー反応により皮膚炎を引き起こす。小水疱(小さな水ぶくれ)症状もあり、夜間には激しいかゆみを伴う。

ヒゼンダニから被害にあいやすい部位

直接的な皮膚に触れることや、寝具、衣類などにもヒゼンダニが生存していれば感染する可能性があります。

  • 皮膚が薄い部位:指や手の関節、耳の縁、手のひら
  • 腹部、腋の下のくぼみ、ふともも

ヒゼンダニの生息場所

生息場所として衣類や寝具、その周辺にヒゼンダニが潜んでいる場合は被害に遭う可能性があります

疥癬患者、寝具、衣類、その他周辺


ノミ(ネコノミ)かも?

ノミ被害の多くはネコノミです。サイズは1.0〜3.0mmです。

現在、ノミの吸血被害の多くは「ネコノミ」です。

このノミはペット(犬や猫)に寄生しますが、ペットがいない場合は、周辺に野良猫がいないか注意しましょう。

また、見逃されがちな発生源として、ハクビシンやアライグマ、たぬきが屋根裏に住み着いているケースがあります。

これらの害獣が原因でノミが発生していることに気づきにくく、ネコノミによる被害が二次被害である場合も多いため、周辺の状況に注意してください。

症状として、
かゆみの強い赤い点や小さな腫れがあちこちに現れ、時々水ぶくれができます。特に足首の周りによく見られ、刺された翌日頃からかゆみや発疹が出ることが多いです。そのため、多くの人は刺されたことに気づきません。

ネコノミに刺されやすい部位

露出している皮膚を刺しますが、屋外では足首やふくらはぎを刺されることが多いが、屋内で発生した場合は肩や腕、カラダなど広範囲に及びます。

  • 膝から下:足首やふくらはぎ

ネコノミに刺されたことにより、水疱(水ぶくれ)が出来やすいのも特徴。

ネコノミの生息場所

ネコノミは寄生もとの行動範囲から広がります。

ノラネコのいる公園や近辺、犬小屋、寄生もとの巣や行動範囲周辺。


ノミ(スズメトリノミ)かも?

ツバメやムクドリに寄生するスズメトリノミです。サイズは2.0〜3.5mm

野鳥に寄生するノミで、ツバメ、スズメ、ムクドリの巣に生息。

症状として、
アレルギー反応により、かゆみを伴う赤い斑点や小さな腫れがあちこちに現れます。予防対策として発生源となっている野鳥の巣の駆除が必要です。

スズメトリノミに刺されやすい部位

手足や洋服から出ている皮膚を刺します。

  • 四肢:手足
  • カラダの露出している皮膚

かゆみを感じた場所が発生源とは限りません。

スズメトリノミの生息場所

スズメトリノミはツバメ、ムクドリ、スズメなどの鳥の巣に生息しています

家の軒下や通風口、屋根裏などに該当の鳥の巣に生息、そこから室内に侵入します。


トコジラミかも?

そのかゆみの正体は、トコジラミが刺したのかも?その大きさは5.0〜8.0mmと大きくはっきり見えます

カメムシの仲間であるトコジラミの最大の被害は激しいかゆみである。

旅行先の宿泊施設や荷物、通販の段ボールやリサイクル品にまぎれて侵入し大量繁殖します。

強い繁殖力と薬剤耐性を持つ『スーパートコジラミ』の存在にも注意が必要ですが、さらに薬剤が効かない『ネッタイトコジラミ』の存在も気になるところです。

症状として、
痛痒さがあり、刺された跡は広範囲に赤く皮膚が盛り上がり、蕁麻疹(じんましん)のように広がります。初めて刺された場合は『無症状』ですが、激しいかゆみの症状がある場合は、何度か刺されている可能性があるため、付近に潜伏していることを疑いましょう。

トコジラミに刺されやすい部位

  • 首筋、手、足など洋服から出ている皮膚すべて。

眠れないほどの激しいかゆみに襲われ、精神的にも追い詰められてしまうという相談を多くいただきます。

トコジラミの生息場所

トコジラミの生息場所はあらゆる隙間に生息しています。

家具や衣類、ベッドやマットレスの隙間、コンセント周り、畳の隙間、カーテン、ソファ、本、家中の隙間に生息して巣を作り繁殖します。


蚊(カ)かも?

かゆい虫といえば蚊が刺したのかも?その大きさはおおよそ4.5mmです

耳元で『ブーン』と羽音が不快なかゆい虫代表の蚊

昔からいるのでかゆい以外の被害はないのでは?と思わないかもしれませんが実は一番危険な『吸血する虫』なんです。

症状として、
蚊に刺されることによるアレルギー反応でかゆくなります。刺されてすぐにかゆみを感じる場合は、1〜2時間で軽快しますが、個人によっては刺されてから2日後に赤く腫れ、水ぶくれの症状が出る場合もあります。また、小さな子どもの場合、大きく腫れて高熱を伴うケースもあるため、蚊刺過敏症(ぶんしかびんしょう)などの疑いがあり、正しい医師の診断が必要です。

蚊がもたらす危険な伝染病

  • ウエストナイル熱
  • 日本脳炎
  • フィラリア
  • マラリア……
    など重篤な伝染病を媒介するため世界的に重要視されています。

蚊に刺されやすい部位

昼夜問わず、室内、庭、公園から室内に侵入して吸血被害に遭う。

  • 顔、手足など露出している皮膚

吸血の際に唾液によるアレルギー反応で赤く腫れかゆみの症状が出る。

蚊の生息場所

蚊の生息場所は家の周りや公園、草が生えていると生息します

家の周辺、雨の水たまり、公園、下水、地下排水槽、空き缶などの溜まり水、草の茂み、雑草や藪に潜み発生して、人の出入りにより室内に侵入する。


ブヨ(ブユ・ブト)かも?

そのかゆみの正体は、ブヨが刺したのかも?そのサイズは2.0〜5.0mm咬んで吸血します

刺すというよりも小さく咬んで吸血する『ブヨ』。

多くの場合、かゆみを感じてから被害に気づきますが、まれに咬まれた時に軽い痛みが伴うこともあります。

症状として、
皮膚に傷をつけて吸血するため、出血が見られ、赤く腫れたり水疱(水ぶくれ)ができたりします。翌日以降に激しいかゆみや痛み、しこりが残る場合もあります。

ブヨに刺されやすい部位

朝や夕方に風がないときに飛来し、露出した皮膚から血を吸います。

  • 顔(目の周り、耳、鼻など)
  • 下腿部:ふくらはぎ

これらの部位が被害に遭うと症状が現れやすく、1ヶ月以上ひかないこともあります。

ブヨの生息場所

ブヨは渓流などきれいな水の近くや山の近くや、キャンプで生息するので要注意

渓流の近く、テニスコート、農村、山村、キャンプ場、河原、放牧場、山間部。


アブかも?

かゆみの正体、アブの仕業かも?その大きさは9.0〜12mmで血を吸うのではなく咬んで吸血します。

蜂にも似ているため恐怖感を与えますが、実際には吸血や刺す(咬む)被害があります。

他の吸血する虫とは異なり、この虫は吸血時に鋭い口で皮膚を切り裂いてから吸血するため、咬まれた瞬間に痛みを感じて気がつきます。

症状として、
唾液によるアレルギー反応で個人差もあるが広範囲に赤く腫れ、2〜3週間激しいかゆみが続きます。また、汚染された口器により、2次感染を起こすことがある。

アブに刺されやすい部位

まとわりつき、露出した皮膚はどこでも刺します(咬む)。

  • 下腿:ひざからくるぶしまでの部分を好む

これらの部位は重症化しやすく、発熱やリンパ管炎といった症状が現れることがあります。

アブの生息場所

家畜を襲うアブもヒトが生息場所に入ると襲って来ます。

渓流の近く、湿原、キャンプ場、牛舎、馬舎、農村、山村、山間部。


よくある質問

ダニに刺されたらどんな症状?
刺すダニは主に、イエダニとツメダニによるものです。赤く腫れかゆみが伴います。個人差があるが、水ぶくれができることもあります。1週間ほどかゆく、黒く跡が残ります。
蚊(カ)以外で痒くなる虫刺されは?
ダニ、ノミ、トコジラミ、アブ、ブヨ、ヌカカに刺されると痒くなる虫たちです。いずれもアレルギー反応により痒みが現れます。また、刺す部位や症状がそれぞれ異なります。
刺されると腫れる虫は?
【ハチ(ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチなど)】刺されると激しい痛みと赤く腫れます。【ムカデ】も毒成分で大きく腫れ強い痛みを伴います。【毛虫(ドクガ、チャドクガ、イガラなど)】卵の状態でも毒針があり触れると蕁麻疹(じんましん)のような症状と強い痛痒さが襲います。【クモ】も猛毒を持つクモに咬まれると針のような痛みとだんだんと症状が広がっていきます。【ヒル】は痒みや腫れの症状がでる場合があります。蚊(カ)早い反応で赤く腫れ、かゆみを感じます。【ノミ】は刺されると小さな赤い点ができ、強いかゆみを感じます。【アブやブヨ】も腫れと激しい痒みが数日間続きます。【アリ(ヒアリなど)】毒針で刺し焼けるような激しい痛みと腫れを生じる。
ダニやノミに刺されたら放置しても大丈夫?
放置は一般的におすすめしません。感染症のリスクやアレルギー反応、二次感染やダニの発生源などあらゆる被害が想定されます。また、翌日以降に症状がでる場合もありますので適切な医師の診断を受けることが重要です。
正体不明な虫に刺された?
ダニ、ノミ、ハチ、ブヨ、ムカデ、アブ、毛虫、クモ、トコジラミ、アリ、蚊(カ)、ヌカカなどで虫刺されの症状は異なるため、刺された場所や症状を確認し、適切な対処をすることが大切です。症状が重い場合やアナフィラキシーショックの疑いがある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

まとめ

  • 【ツメダニ】吸血しないが刺す。翌日以降にかゆみがあり赤く腫れる。
  • 【イエダニ】ネズミがいるから居るダニ、布団に潜り込んで刺してくる。
  • 【ヒゼンダニ】人から感染する。吸血性はないが寄生して皮膚炎を起こす。
  • 【ネコノミ】害獣が発生源の可能性も…かゆみと赤い発疹があちこちに現れる。
  • 【スズメトリノミ】野鳥の巣から家の中に侵入。赤い点々と小さく腫れてかゆみがある。
  • 【トコジラミ】強烈なかゆみで不眠になることも、全身蕁麻疹(じんましん)のように広がる。
  • 【蚊(カ)】直ぐのかゆみと遅延するかゆみがある。子どもが重症化するケースもあり。
  • 【ブヨ】皮膚を咬み吸血。翌日以降のかゆみで刺された(咬まれた)のを気がつく。
  • 【アブ】吸血時に激しい痛みで気がつく。出血があり長期間の激しい痒みを伴う。

<参考文献>:川上 裕司, 室内環境中に見られるダニ類と小昆虫類, 室内環境, 2007, 10 巻, 1 号, p. 45-67, 公開日 2012/10/29, Online ISSN 2186-4322, Print ISSN 1882-0395,https://www.jstage.jst.go.jp/article/siej2007/10/1/10_45/_article/-char/ja