これってハトの巣?ベランダに卵を産まれる前にやるべきこと

先日「都心のハトが増加のワケ」でテレビ朝日さんのスーパーJチャンネルに出演時にもお話しさせていただきましたがベランダに「鳩の巣被害」が急増しています。

鳥が好きな人の中には、ベランダに巣らしきものができると喜んでしまう人もいます。
しかし、基本的にベランダや家周辺に鳥の巣(特にハトの巣)を作らせてはいけません。

なぜなら、巣を作らせてしまうと、そこで繁殖してしまったり、大量のフンの後始末をしなくてはならなかったり、鳴き声に悩まされてしまったりする場合があるからです。

そこでこの記事では、ハトの巣がベランダにできていた時の対処法について詳しく解説していきます。

ハトの巣ってどんな感じ?

ハトの巣ってどんな感じ?

ハトの巣というのは、他の鳥の巣と違い、非常にシンプルで簡素な作りになっています。

また、場合によっては植木鉢の中に直接卵を産み付けられてしまう場合などもあるため、注意深く観察する必要があります。

鳥の巣と聞くと、枝や葉っぱでしっかりと作られていることをイメージする人もいますが、ハトの巣は少し特徴的ですので、勘違いして放置してしまわないようにすることが大切になるのです。


ハトの卵ってどんな感じ?

ハトの卵ってどんな感じ?

ハトの卵というのは、色は白色で、楕円形をしています。

そこまで大きいわけではなく、ウズラの卵を少し大きくしたくらいの大きさになっていることが多いです。

ハトというのは、1度の産卵で1~2個しか卵を産みません。

しかしい、そこから数日するとまたいくつかの卵を産みますので、上記のような特徴のある卵がベランダなどに合った場合には注意が必要です。


ハトの産卵はいつくらい?

では、ハトの産卵の流れとは一体どのようになっているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

・繁殖期

ハトの繁殖期は、基本的に春から夏にかけてとなっています。とはいえ、ハトは基本的に1年間のどの季節でも繁殖をすることができ、場合によっては年間5~6回程度卵を産むこともあるのです。

・ふ化まで

ハトが卵を産んでからふ化するまでには、大体2週間から3週間前後の日数を要します。そのため、卵を発見したのにも関わらず、放置してしまうと、圧倒今に複数のハトがふ化してしまうことがあるのです。

・ふ化後の日数

ハトの卵が孵化すると、大体1か月程度かけてヒナが成長していきます。

静かに成長するのであればまだましですが、当然鳴き声を上げながら親ハトに餌を要求します。そのため、自宅にハトの巣を作ってしまうと、自分たちだけではなく周りの住宅にも騒音被害を与えてしま可能性があるのです。


ハトがベランダでふ化するとどうなる?

では、ハトがベランダでふ化してしまうと一体どのようなデメリットが起こるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

・臭くなる

まずは自宅周辺が臭くなります。その原因は、フンです。フンは自然と消えるわけではありませんので、自分で掃除をする必要があります。また、ハトのフンには様々な菌やアレルギー源が潜んでいる可能性があり、健康被害を受けてしまう可能性もあるのです。

・鳴き声がうるさい

先ほども解説したように、ハトがふ化すると鳴き声に悩まされることになります。ベランダや玄関前などに巣を作られてしまうと、住民迷惑ですが、近隣やお客さんにも迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

・駆除が大変

ハトがふ化してしまうと、駆除をするのがかなり大変になります。なぜなら、ヒナは飛ぶことができないため、脅かしても全く効果がないのです。

また、ハトの駆除は誰でも簡単に行えるわけではありません。

ハトというのは、鳥獣保護管理法で保護されていいます。
これを無視して駆除してしまうと、罰金や懲役などのペナルティが課せられる場合があるのです。


ハトの巣らしき物がベランダにあったらどうするべき?

では、ハトの巣らしき物がベランダに合った場合は、一体どうするべきなのでしょうか。

方法は大きく分けると2つです。

1つ目が、自治体に許可を取り、自分で駆除するという方法です。この場合は、申請をするのに時間や手間がかかりますし、ハトの巣やヒナを駆除するのにかなりの労力を使うことになります。また、素人が下手に手を出すと、病原菌が体内に入ってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

そして、2つ目は、専門の駆除業者に依頼をするという方法です。
自分で駆除するよりも費用は掛かってしまいますが、確実にそして安全に駆除してもらうことが可能です。そのため、もしハトについての知識がない場合や不安な場合専門の業者に依頼してみることをおすすめします。


まとめ

このように、ベランダにハトの巣らしき物があった場合には、できるだけ早い段階で撤去してしまうことが大事です。

ただ、気づいたときには卵が孵化していたという場合には、自分で駆除するのではなく、専門の業者に依頼してみることをおすすめします。そうすることで、丁寧且つスピーディーにハトの巣を駆除することができるでしょう。

卵を産み付けられ、ふ化してしまうと、素人の手では撤去や駆除ができなくなってしまう可能性もあるため、そうなる前に対策をしておくことが大切なのです。

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