カラスの巣を見つけたらどこに連絡したらいいのか?よくいる電柱とカラスの巣作りとの関係とは

こんにちは、プロープル広報のkikuです。

この頃、電柱の上にカラスが止まっているのを、よく見かけませんか。

  • 「なんで電柱にいるの?」
  • 「じっと見られている気がする…」
  • 「通ったら襲われそうで怖い……」

近くにいるだけで、不安に感じてしまいますよね。

『実は、その電柱でカラスが巣作りをしている可能性があるんです。』

では、カラスの巣を見つけた場合、私たちはどう対応すればよいのでしょうか。

今日のテーマは、「カラスの巣を見つけたらどこに連絡すればいいの?」「電柱と巣作り時期の関係」のお話しです。

カラスの巣を見つけたらどこに連絡をするの?

カラスの巣を見つけたら、どこに連絡をするのでしょうか。

結論:カラスの巣がある「場所」で連絡先が異なります。

なぜ連絡先が異なるのでしょうか。

その理由は、カラスが野生鳥獣であり、巣が作られた土地や設備の管理の違いによって、個人では判断・対応できないケースが多いためです。

カラスの巣は、町中では次のような場所に作られることがあります。

  • 電柱などの公共設備
  • 住宅や建物の屋根・敷地周辺の高所

そのため、カラスの巣を見つけた場合は、
まず「どこに巣があるのか」を確認し、その場所に応じて、ふさわしい連絡先を考えることが大切です。

電柱や公共設備にある場合の連絡先

結論:電柱や公共設備に作られたカラスの巣は、管理者へ連絡しましょう。

電柱に巣が作られると、巣材として使われる針金やハンガーなどが電線に触れ、停電などのトラブルにつながるおそれがあります。

また、公園の樹木や道路沿いの街路樹、公共施設の敷地内などでは、巣材の落下事故が発生するほか、付近を通行する人が繁殖期のカラスに威嚇され、身の危険を感じる事例もあります。

そのため、こうした場所でカラスの巣を見かけた場合は、個人で対応するのではなく、その場所を管理している担当窓口に連絡をしましょう。

たとえば、神奈川県内の電柱にカラスの巣がある場合は、原則として電力会社へ連絡します。以下のページから、停電・電気設備に関する問い合わせが可能です。

連絡先:東京電力パワーグリッド

自分の敷地内にある場合の相談先

結論:専門の駆除会社へ相談しましょう。

私有地であっても、カラスの巣をそのまま放置するのは注意が必要です。

巣がある場合、その周辺はカラスの繁殖期に入っている状態といえます。

繁殖期のカラスは防衛行動が強まり、人への威嚇や攻撃が見られるほか、フンや鳴き声による二次被害が生じます。

そのため、カラスの生態や法的な扱いを理解している専門の駆除会社に相談し、対応できるかどうか、適切な時期について判断してもらうことが重要です。

【カラスの巣を見つけたらどこに連絡をするの?】まとめ

カラスの巣を見つけた場合は、巣作りされている場所によって連絡先が異なります。

電柱や公共設備にある場合は管理者へ、自分の敷地内にある場合は専門の駆除会社へ連絡し、その後の対処は管理先や専門家の判断に委ねましょう。


カラスの巣を見つけてお困りの方の相談窓口

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カラスはなぜ電柱に巣作りをするのか

カラスはなんで電柱に巣作りをするのでしょうか?

結論:剪定されず、安定した高さを確保できるから。

カラスは本来、高い樹木に巣を作る鳥として知られています。

しかし、町中では、樹木だけでなく電柱に巣を作る例も確認されています。

この行動は、

『高い樹木が減ったため、仕方なく電柱を選んでいる』

という理由ではありません。

電柱には、巣作りの場所として利用されやすい、次のような特徴があります。

  • 樹木と違い、剪定や伐採がない
  • 周囲より高く、人や外敵の動きを把握しやすい
  • 構造が安定しており、毎年同じ位置にある

また、電柱や電線は、カラスが樹木の幹や枝に近い形で利用している様子が見られます。

このように、電柱は町中において、安定して巣作りを行える条件がそろった場所のひとつといえます。

さらに、人の暮らしのすぐそばにある電柱の巣では、針金やハンガーなどの人工物が巣材として使われる例も見られます。

電柱だけじゃない!?カラスの巣作り

結論:カラスは、さまざまな人工構造物に巣作りをします。

基本的に樹木に巣を作るカラスですが、町中では、電柱に限らず人工構造物にも巣作りの場所として利用しています。

例えば、

  • 鉄塔などの高い構造物
  • 建物の屋上設備や看板の上
  • 橋や高架などの高所構造物

などが、巣作りの場所として確認されています。

これらの場所に共通しているのは、

  • 高い位置にあり、人や外敵が近づきにくい
  • 剪定や撤去が少なく、構造や環境が安定している

という点です。

このことから、
カラスは、「電柱だけではなく」、都市環境の中でも安全に子育てができる条件を満たした場所を選んでいると考えられます。


カラスの巣作りの時期とは

カラスが巣作りする時期は決まっているのでしょうか?

カラスは一年中見かける鳥ですが、巣作りをする時期とはいつでしょうか。

結論:カラスの巣作りは、春先から初夏にかけて作ります。

多くの地域では、冬が終わり気温が上がり始める3月から4月頃にかけて、繁殖に向けた巣作りの行動が目立つようになります。

この時期になると、

  • 枝や針金(ハンガー)などの巣材を運ぶ
  • 同じ場所を何度も行き来する
  • 特定の高い場所に長時間とどまる

といった行動が見られ、カラスが目立つ時期といえます。

そのため、カラスの巣を見つけたという相談や、人への威嚇行動に関するトラブルは、4月から7月頃にかけて多くなる傾向があります。

また、巣作りや子育てが終わると、9月頃から翌年2月頃にかけては、「ねぐら」として利用される別の場所で、多くのカラスが集まって寝泊まりする様子が見られることがあります。

こうした場所では、早朝になるとエサ場へ向かって一斉に飛び立つため、カラスの大群が発生したように感じられる光景を目にすることもあります。

巣作りが始まる時期と人との関係

結論:巣作りの時期は、「人とカラスのトラブル」が起こりやすくなります。

理由として、カラスはこの時期になると繁殖期に入り、巣やヒナを守る防衛行動を強めるためです。これは生物として自然な行動であり、異常な攻撃性ではありません。

とくに、巣作りが始まる4月頃からは、

  • 巣の近くを通る人を警戒する
  • 頭上を低く飛ぶ
  • 大きな鳴き声で威嚇する

といった行動が見られることがあります。

このような行動は、

  • 通学路
  • 公園や緑地
  • 住宅地の道路沿い

など、人の生活道路と重なりやすい場所で巣が作られた場合に発生します。

そのため、「急にカラスが怖くなった」「春になると攻撃的になった」といった相談は、巣作りが始まる時期に集中します。

その結果、人とカラスのトラブルが起こりやすくなります。


カラスの巣作りで注意するポイント

繁殖時期のカラスの巣作りで注意するポイントとは

カラスの巣作りや子育ての時期は、人とカラスの距離が近くなりやすい時期です。

そのため、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。

ここでは、巣を見つけたときに注意したい実践的なポイントを整理します。

巣の場所を無理に確認しない

カラスの巣は、高所や死角になりやすい場所に作られます。

巣があるのか確かめようとして、

  • 木の下や電柱の真下に立ち止まる
  • カラスがいる場所を見上げ続ける

といった行動を取ると、カラスの警戒心が強まり、防衛的な行動を取ることがあります。

巣の正確な位置が分からなくても、「このあたりにありそう」と感じたら近づかないことが大切です。

自己判断で触れたり撤去しようとしない

カラスは野生鳥獣であり、巣やヒナを含め、法令上、個人の判断で手を出すことはできません。

また、

  • 高所作業による転落
  • 巣材の落下
  • 威嚇や防衛行動による被害

など、事故につながる危険もあります。

敷地内や対処できそうに見える場所であっても、個人で対応しようとせず、場所に応じた相談先へ連絡することが重要です。

巣の近くを通る必要がある場合は距離を取る

通学路や生活道路の近くに巣がある場合は

  • 巣の真下を避ける
  • 可能であれば通行ルートを変える
  • 帽子や傘で頭部を守り、離れる

など、私たちが距離を取る工夫が大切です。

巣作りや子育ての時期は一時的なものですが、巣を放置すると威嚇や攻撃行動が長期化するおそれがあります。

そのため、原因であるカラスの巣への適切な対処がポイントとなります。

判断に迷ったら、早めに相談する

  • 「相談したほうがいいのか分からない」
  • 「放置しても大丈夫なのか不安」

そのような場合は、巣がある場所(公共設備・私有地)に応じて、早めに相談することが、日常生活の安心につながります。


よくある質問

カラスの巣作りの時期は何月?
結論:カラスの巣作りは、一般的に3月〜4月頃に始まります。
カラスは繁殖期に入ると、つがいで巣作りを行います。日本では早い個体で2月頃から、遅くても4月頃までに巣作りが始まることが確認されています。関東地方では3月〜4月頃に巣作りが本格化する例が多く、種類によっても開始時期に違いがあり、ハシボソガラスはやや早く、ハシブトガラスはやや遅れる傾向が見られます。
カラスはどこに巣を作るの?
結論:カラスは、木の上を中心に、電柱・鉄塔・建物の高所など、人目につきにくい場所に巣を作ります。
カラスは、外敵から巣を守りやすい高い場所を選んで巣作りします。基本は樹木の高所ですが、都市部では巣作りに適した樹木が少ないこともあり、人工物も利用します。具体的には、電柱や送電鉄塔、マンションやビルの屋上、ベランダ周辺などが確認されています。
カラスの巣を見つけたらどうしたらいいの?
結論:カラスの巣を見つけた場合は、近づかず、そのまま静かに距離を取りましょう。
カラスは巣作りから子育ての時期にかけて、巣を強く守ろうとします。人が巣に近づいたり、巣の位置を確認しようと見上げたりすると、敵と判断されることがあります。そのため、巣の下に立ち止まらない、巣を探さない、写真撮影やのぞき込む、といった行動を避けることが重要です。公園や自宅周辺などに巣がある場合でも、自己判断で撤去しようとせず、管理者や自治体の窓口に相談しましょう。
カラスは同じ場所に巣作りするの?
結論:カラスは、条件が良ければ同じ場所やその周辺で巣作りを繰り返すことがあります。
カラスは、外敵が少なく見通しの良い高所など、安全性の高い場所を好みます。一度繁殖に成功した場所は、翌年以降も営巣場所として選ばれやすくなります。ただし、巣が撤去された、人の出入りや周囲の環境が変わった、といった場合は、同じ木や構造物を避け、近くの別の場所へ移動することもあります。そのため、「まったく同じ場所」だけでなく、数十メートル以内の周辺で繰り返す例も見られます。
質問:なぜカラスは電柱に巣作りするの?
結論:剪定や伐採の影響がない電柱は、安定した巣作りができるためです。
カラスの基本的な営巣場所は、樹木の高所です。ただし、都市部では、巣作りに適した環境が限られる傾向があります。その結果、樹木以外にも電柱や鉄塔、建物の高所に巣を作る例が確認されています。一方で、停電などの安全上の影響がある場合には、巣が撤去されるケースもしばしば見受けられます。

カラスに巣作りをされる前に対策を行うことで、ムクドリやハトなど他の鳥類への被害防止にもつながります。

カラスの巣でお困りの際は、現地見積もり無料の弊社まで、ご遠慮なくご相談ください。



<参考文献>:唐沢 孝一、カラスはどれほど賢いか:都市鳥の適応戦略、中央公論新社、1988、p.248、

<参考文献>:三上 修、電柱鳥類学:スズメはどこに止まってる?、岩波書店、2020、p.126、