害鳥対策にネットを使用しているのに被害に遭うのはなぜ?正しい対策方法とは

害鳥対策にネットを使用したり、CDを吊るしたり、磁石を使う方法だったりと様々な方法があります。その中でも街中で良く見かけるのは、害鳥対策ネットではないでしょうか。

ネットはホームセンターで入手できるので、害鳥の被害があったらすぐに設置することができる手軽さもいいですよね。

ですが、害鳥の対策にネットを設置したのに荒らされることがあります。ネットをしているのになぜ侵入できるのか気になりますよね。今回は、害鳥対策についてご紹介します。

意外と多い害鳥の被害とは?注意するべき害鳥はどれ?

害鳥の被害は意外と多いです。街中でネットを貼っているゴミステーションや、軒下にCDを吊るしている家を見ることがありますよね。一体どんな鳥がどのような被害を加えてくるのかご紹介します。

カラスによる被害

害鳥被害で多いのは、カラスによるゴミ荒らしです。カラスは明け方から昼間にかけて、食べるものを探して活動的に過ごしています。カラスは雑食なので農作物や虫、鳥の卵、ヒナ、生ゴミまでなんでも食べてしまいます。

ゴミステーションに張ってあるネットは、主にカラス対策なんです。カラスがゴミを荒らして生ゴミを食べるのを防止するためにネットを使用しています。

また、農作物を守るためにビニールハウスを被せて対策する方法もあるのですが、破られて中身が食べられてしまうということもあります。

ハトによる被害

害鳥の被害で多いのは、ハトによるフンです。ハトは自分のフンがある場所を安らげる場所として巣を作ります。そのため害鳥の中でも特にフンの量が多く、何度掃除をしてもすぐに大量のフンをします。

ハトはフンの上で寝たりするので不衛生ですし、匂いもキツく、特に夏なんてかなり不愉快です。

また、ハトは帰巣本能があるので何度フンを掃除しても帰ってくるんです。フンには菌やウイルスが潜んでいますので、掃除をする際も気を付けないとアレルギーを発症したりする恐れもあり大変危険です。

他にもハトがベランダや窓近くに居座るようになってしまうと、朝早くや夜遅くに鳴いて睡眠妨害されるという被害もあります。

スズメによる被害

見た目が可愛いスズメも、実は被害が多い害鳥です。スズメは人間を襲うこともないですし小さくて可愛いのですが、人間の家に巣を作るのでフンの被害があります。

家に巣を作ると大量のフンが落ちてきますので、何度も何度も掃除しなければならず、雛鳥が巣立つまで続きます。そして巣立った後は、巣を壊して片付けるという作業もしなくてはなりません。

雛鳥が巣立ったあとの巣は放置していてもいいのですが、玄関に巣を作ることもあるので、玄関ですと巣を放置しておくのは見た目的にもあまり気持ち良いものではないですよね…。

昔から日本では、家にスズメが巣を作るのは縁起がいいと言われていますが、大量のフンによる被害は困ったものです。

害鳥対策にネットは有効!でもなぜだか被害が続く…その理由は?

害鳥対策にネットは有効だというのは有名ですが、なぜだか被害が続く…。という経験をした方は多いと思います。ではなぜ、ネットをしているのに害鳥に荒らされてしまうのかご紹介します。

ネットをしているのに荒らされる原因は?

害鳥対策でネットを張っているのに、中身が荒らされることがよくあります。

よくあるのはカラスによる生ゴミ荒らしで、ゴミステーションにネットを張っているのにカラスに生ゴミを荒らされてしまうのです。

カラスにとっては生ゴミはエサなので荒らすのですが、カラスは目が良いので無差別にゴミを漁っているのではなく、ゴミの中を見て生ゴミを食べています。

なので生ゴミはしっかり密封し、外から見えないようにして捨てるなどの対策が良いのですが、中身が見えない袋を使用することを禁止している地域も多いので、難しいですよね。

そのため害鳥対策でネットを使用するなどの対処になってしまうのですが、隙間があるとすかさず侵入されるので、カラスが侵入できないようにネットでしっかり覆って、石など重いものを置いて簡単にめくれないように対策しましょう。

目合いによっては侵入できる鳥がいる

害鳥対策でネットを使用しているのになぜだか荒らされてしまう方は、目合いが合っていないのかもしれません。

隙間なくネットを張っており、石などでめくれないようにしている、そしてネットが破れていない場合は、ネットの目合いが大きくて害鳥が侵入していると考えられます。

スズメなど小さな鳥は20mm角の目合い、ハトくらいの鳥は25mm角のネットを張らないと、侵入できてしまうのです。

害鳥対策でネットを使用する際は駆除のプロに任せると間違いない!

害鳥対策でネットを使用する際は、害鳥駆除のプロに任せることをおすすめします。なぜなら、自然の鳥は鳥獣保護法で守られているため、傷つけると法律違反になってしまうからです。

まずは駆除のプロに相談する

害鳥対策でネットを張っているのに被害が続く場合は、害鳥駆除のプロに相談してみましょう。

例えばハトなら何度フンを掃除しても、帰巣本能で帰ってくるので何度も同じことの繰り返しとなってしまいますし、カラスやスズメによるゴミ荒らしを防止したいのに侵入されたり、ネットを破られてしまうこともありますよね。

それにスズメが巣を作ってしまったら、雛鳥がいるのに壊すわけにはいきません…。このようなことを考えると、害鳥駆除のプロに現状を見てもらい、どのような対策をするべきなのか判断してもらうのが得策です。

被害状況にあった対策をしてもらう

害鳥対策はネットだけではなく、剣山やワイヤー設置などなど、害鳥被害の状況に合わせた対策ができます。

また、家に巣を作って害鳥が住み着いていたり、何度も何度もカラスにゴミを荒らされたりして非常に困っているかと思いますが、だからと言って自分で駆除しようとするのは危険です。

カラスもハトもスズメも、野生の鳥たちは「鳥獣保護法」という法律で守られているので、駆除するときに鳥を傷つけたり誤って殺してしまうと法律違反になってしまうのです。

そのようなことからも、害鳥対策や駆除はプロに任せると安心なのです。

まとめ

害鳥対策でネットを使用しているのに被害が続く理由をご紹介しました。

・カラスはゴミを荒らして生ゴミを食べる

・ハトはベランダなどに巣を作って大量のフンをする

・スズメは巣を作ってフンが落ちてきて不衛生

害鳥の被害はこのようなものがあります。害鳥対策のためにネットを使用するのも有効な方法ですが、目合いの調整が難しかったり、せっかくネットを張っているのに破られてしまうことも…。

巣を壊しても掃除をしても、害鳥が帰ってきてしまうなど、害鳥による被害は意外とストレスが溜まるんですよね…。

そんなときは、害鳥駆除のプロープルにお任せください!被害状況に応じて、一番いい方法で害鳥対策をし、巣などがあり害鳥が住み着いている場合は害鳥駆除もさせていただいております。

害鳥駆除は衛生面でも心配ですし、法律に触れると怖いので自分で駆除したくない方もいらっしゃると思いますが、プロープルに任せると鳥を傷つけることなく駆除できるので、ぜひ一度検討してみてくださいね。