気温が上がり始める春は、様々な害虫が冬を越して発生し、毎年頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
春の害虫の被害を抑えるためには、害虫が活動する前に、しっかり虫を寄せ付けない環境を作ることが大切なんです。対策を行っておくと、実は春の害虫の発生を抑えることができますよ。また、予防と管理をきちんと春になる前に行うことで、年間の害虫被害の制御にもつながります。
今回の記事では、春に多くなる害虫の特徴から、気をつけたい注意点も含めながら春までにやっておきたい対策・駆除方法を紹介していきます。
どんな害虫が春に増える?春だからこそ気をつけたいポイントとは!
春にはどんな種類の害虫が増えるんでしょうか。春だからこそ気をつけるべき注意点を紹介していきます。
越冬した害虫が春に活動を始める
春には、越冬した卵が孵化して活動を始めます。害虫が発生していない時期でも、定期的に防虫スプレーを撒いたり、部屋を清潔に保ち害虫が嫌がる環境にしておくことで、春の害虫発生を阻止することができるんです。
そして、春になる前に幼虫の孵化を制御できれば、年間の害虫被害を抑えることにつながりますよ。
夏に活発になる幼虫が生まれる
夏は高温多湿で害虫が最も増え、活動が活発になる時期です。春に見かけるのはその幼虫であり、特徴としては、数は多くはなく、動きも成虫よりは遅いです。この時期に害虫をしっかり駆除できれば夏の成虫の大量発生を防ぐことにつながります。
春に注意したい害虫とは?それぞれの特徴に合わせた対策方法!
春は害虫が活動を開始し始める時期で、それぞれの害虫の特徴に合わせた対策が必要になります。夏の大きな繁殖にも備えて、春の対策を行うことがおすすめです。
ゴキブリが増える
ゴキブリは年中見かけますが、高温多湿の夏に向けてどんどん活動を盛んにしていきます。その大量の繁殖を抑える鍵になるのが、繁殖力がまだ少ない時期の春なんです。
春の時期に、毒の入った餌で巣を弱めておいたり、ゴミをしっかり掃除してゴキブリを寄せ付けない環境をつくったり、夏に備えて対策しましょう。
危険な毛虫や蜂にも要注意!
春に増えて困るのが、毛虫や蜂などの危険な害虫ですよね。これらの害虫予防には、酢水を使いましょう。毛虫や蜂は植木がある家によく集まります。酢水を定期的に植木に吹きかけると、繁殖を防ぐことができます。
シロアリの活動も盛んに
シロアリは、湿った暗い場所を好み、木材を餌にします。木造建築でなくとも、家の中に木材の家具や段ボールがあると、シロアリが住み着く可能性があるんです。
一度発生してしまうと、家が倒れるなどの大きな被害にも繋がりかねません。一度シロアリを見つけたら駆除業者に頼んで点検・駆除を頼むことがおすすめです。予防の段階では、照明を使って明るくする工夫や湿度の調節をしましょう。
害虫が春に活動する前に対策を徹底しよう!具体的にできる方法とは?
害虫は冬に栄養を蓄え、越冬して春に活動を開始し始めることが多いです。対策をしておくことで、1年間の害虫被害を180度変えることができますよ。ここでは具体的な方法を紹介していきます。
害虫を春に孵化させないための対策を
害虫が春に孵化を阻止することで、害虫の発生を抑えることができます。まずは、殺虫剤を利用する方法です。定期的に殺虫剤を撒くことで、卵の成長を遅らせたり、成虫が卵を産むのを防ぐことができ、害虫の予防につながるんです。
それ以外にも、落ち葉や枯れ木などを放置しないことで、害虫の孵化しづらい環境を作ることができます。害虫がまだ現れないから安心するのではなく、潜んでいるかもしれない害虫をできるだけ早く対策して大きな被害を抑えましょう。
家に侵入させないで根本解決
害虫は外から家に侵入するために、家で繁殖する原因になります。ですから、家に害虫が入れない環境づくりを行いましょう。
ガーデニングを楽しみたい人は、定期的に植木に虫除けスプレーや酢水、コーヒーを溶かした水などを振りかけ、庭の害虫繁殖を抑えることが大切です。
ドアの下の少しの隙間を埋めたり、使っていない時のエアコンの排水溝ホースの穴を塞ぐことで、物理的な侵入を防ぐことができます。
また、基本的に害虫は湿度が高いところを好むことが多いです。部屋を定期的に換気し、湿度を上げないように心がけることも大切ですよ。
まとめ
害虫は一度繁殖してしまうとなかなか駆除が難しくなってしまいます。暖かくなり、害虫が活動し始める春にしっかりした対策をしておくことが重要になるんです。春に害虫別の特徴に合わせた対策をして、見つけた際には早めに駆除しましょう。
自分では駆除が困難な場合、当社では害虫駆除サービスを行っております。害虫被害でお悩みの方は、ぜひ一度ご検討ください。