コウモリ

「家の屋根裏からガサガサと物音がする…」「換気口からなんだか悪臭がする…」このようなお悩みは、もしかしたらコウモリの仕業かもしれません。

家にコウモリが巣を作ることはよくあります。コウモリはほんの数センチの隙間があれば家に侵入できますので、簡単に巣を作ってしまうのです。

そんなコウモリですが駆除は業者に任せるのが一番です。コウモリは法律で守られているので、駆除しようとしてもし死なせてしまったり、傷つけてしまうと罪に問われることもあるのです…。今回はコウモリの駆除を業者に任せたほうが安心な理由をご紹介していきます。

コウモリの生態とは?狂犬病の恐れありって本当?触ると危険

夜に飛ぶコウモリ

まずはコウモリの生態から知っていきましょう。コウモリは夜行性で、昼間は眠っており夜に活動的になります。夜行性のコウモリの危険性や、どこに潜んでいるのか見ていきましょう。

コウモリの生態と危険な狂犬病について

コウモリは夜行性で、4月〜10月に活動的になり、11月〜3月は冬眠しています。蚊やゴキブリなどを食べて生活しており、体重は5〜10gほど、寿命は1年〜5年ほどになります。

コウモリは人間に対して攻撃的ではありませんが、家に巣を作られると子供を生みますし、排泄が多い動物なので糞尿の悪臭やシミが問題となってしまうのです。

コウモリは一見、人間に対しての危険性はないように思うのですが、狂犬病を持っている可能性があります。日本では狂犬病が数十年発生していないので可能性は低いですが、それでも危険性はあります。

狂犬病は、狂犬病に感染している犬に噛まれることで人間に感染してしまう恐ろしい病気で、致死率100%と言われているとても危険な感染症です。

実はコウモリから狂犬病に感染した例がいくつかあるのです。狂犬病に感染しているコウモリは凶暴になることもあり、噛まれたり接触するだけでも感染したという報告もあります。

日本に狂犬病は数十年発生していないとはいえ、世界では毎日狂犬病に感染して命を落とす人は多いので、万が一のことを考えてコウモリに接触するのは避けましょう。

コウモリはどこに潜んでいるの?

コウモリが好む生活環境は、湿度が高くて温度が安定している暗い場所になります。人間の家でいうと、屋根裏や換気口内に巣を作ることが多いです。

コウモリは本の2cmほどの隙間があれば、簡単に家に侵入してきますので、屋根裏を見てみると、いつの間にかコウモリが巣を作っていた!ということも少なくありません。

コウモリは排泄回数の多い動物なので、放置していると糞尿でシミができたり、悪臭に悩まされてしまいます。コウモリの駆除を業者に頼んでも頑固なシミになってしまうと、完璧に綺麗にできない可能性が高くなるのです。

コウモリの駆除は業者に任せよう!自分で駆除すると法律に触れる?

天井エアコンの中を点検

コウモリの駆除は業者に任せることをおすすめします。狂犬病の恐れだけではなく、自分で駆除する場合は法律に触れてしまうことがあるので、かなり気をつけなければいけないのです。

コウモリの駆除を自分ですると法律に触れることがある

コウモリの駆除を業者に任せたほうがいい理由として、日本のコウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で守られています。

鳥や哺乳類などの野生動物を守る法律で、許可なく捕獲することや駆除することを禁止としている法律です。もし自分で駆除したり保護したりして死なせてしまった場合や傷つけてしまった場合は、法律違反になります。

1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられますので、要注意です。

自分でコウモリを傷つけずに駆除するのはとても難しいですし、コウモリには様々な病原菌やノミやダニが付着しており衛生面が気になりますし、コウモリは不衛生なのでアレルギーの発症も怖いです。

コウモリの駆除は業者に任せた方が、法律的にも衛生的にも安心できるのです。

コウモリの駆除は業者に任せると安心

コウモリは取り扱いが難しいですし、感染症などの危険性も高いので、プロの業者に任せる方が一般的。また、コウモリは複数の箇所に巣を作っている可能性もありますので、コウモリ駆除の業者に、チェックしてもらうのがおすすめ!もちろん、当方でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください!

コウモリを駆除する際に傷つけたり誤って殺してしまうと法律に触れますが、役所や自治体はコウモリの駆除を行っていません。各自でコウモリ駆除の業者に依頼するしかないのです。業者に任せると、コウモリを追い出して侵入経路を見つけて防いでくれます。

コウモリの駆除を業者に任せるなら最適な時期にお願いしよう!

天井上

コウモリの駆除を業者に任せるとき、最適な時期があります。コウモリの生態から見て、最適な時期に駆除して1匹残らず追い出す方法を知っておきましょう。

コウモリの駆除は春と秋が狙い目

コウモリは7月〜8月に子供を育てていて、11月〜3月は冬眠しています。冬眠中は巣の中に多くのコウモリがいることがあり、全てのコウモリを無事に追い出すことができないことがあります。

なのでコウモリが活動的な春と秋に駆除するのがおすすめな時期なのです。時間は、コウモリが活動を始める日没前あたりが、無事に駆除しやすい時間になります。

コウモリの駆除に適さない時期はいつ?

コウモリの駆除に適さない時期としては、繁殖期の7月〜8月です。子供のコウモリが巣の中にいるので、この時期に駆除すると子供を誤って殺してしまう可能性があるので危険です。

また、冬眠している時期もコウモリがほとんど動かないので追い出しにくく、寝ているコウモリを無理に駆除すると傷つけてしまう危険性があるのです。

まとめ

チェック

コウモリ駆除を業者に任せた方がいい理由をご紹介しました。

素人のコウモリ駆除は難しいということがわかりましたね。コウモリは人間に攻撃的ではないので、家に巣を作っても一見問題ないように思われがちですが、糞尿が多い動物なので放置すればするほど悪臭に悩まされるのです…。

コウモリの巣を発見したらなるべく早く、コウモリ駆除業者に連絡して駆除の時期を相談しましょう。衛生面や感染症が心配ですので、くれぐれも触らないように、業者が来るまでは近づかないようにしてくださいね。