ハチに刺されないようにするためには、巣を作らせないようにするということがとても大切になります。
一度家に巣を作られると、素人では 駆除ができなくなってしまうこともあり、大変危険な状態になります。
では、一体自分の家に巣を作らせないようにするためには、どのような方法で対策をすれば良いのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ハチの巣を作らせない対策は?
ハチの巣を作らせないようにするためには、これから紹介する方法を試してみることをおすすめします。
そうすることで、ハチが嫌う環境を作ることができ、巣作りを未然に防止することができるようになるのです。
スプレーをする
まずはハチの巣を予防するスプレーを吹き付けておくことがおすすめです。
「そんなスプレーあるの?」と思うかもしれませんが、ホームセンターなどに行くと売っていますので、用意してみましょう。
大体1本1,000円から2,000円程で購入することができるため、そこまで負担にはならないでしょう。
木酢液を使う
木酢液という言葉を聞いたことがない人もいるかもしれませんが、これは気を乾燥させたときに出る液状の上ずみ部分のことです。
これは、若干焦げ臭いニオイがするため、ハチが物凄く嫌うのです。そのため、巣を作られそうな場所に塗っておくことで、ハチの巣作りを防止することができます。
この商品もホームセンターなどで数百円から販売されていますので、是非有効活用してみてください。
ただし、ベランダなどに塗ってしまうと洗濯物にニオイが移ってしまうことがありますので注意が必要です。
農薬を撒く
農薬は、害虫を寄せ付けないようにするための物ですが、ハチの巣予防に効果があるのです。
農薬には、
- 液体
- スプレー
などの種類がありますので、自分に適したものを購入しておくことをおすすめします。
農薬を使うことで、ハチの巣だけではなく様々な害虫対策をすることができるため、一石二鳥になるでしょう。
水を撒く
ハチというのは、乾燥した場所に巣を作る傾向があります。そのため、水を撒いて湿らせておくことで、ハチを寄せ付けなくすることができます。
雨が降っている日であれば、自然に湿気が多くなりますが、晴れている日に毎回水を撒くのは大変です。そのため、水を撒いてハチ対策をする場合は、根気よく継続していく必要があります。
ネットを使う
ハチは通気口などに巣を作ることがあります。そのため、そのような場所にネットを張っておくこともおすすめです。
そうすることで、ハチが侵入しにくくなり、自然とどこかへ行ってしまうでしょう。
ただ、通気口やハチが巣を作りそうな場所というのは、大体高い位置にありますので、怪我をしないように気を付ける必要があります。
ダミーのハチの巣を設置
最近では、ハチの巣に似たダミーの巣でハチよけをすることもできます。ネット販売でもよく見かけるようになりましたね。
SNSなどでも効果があった!とよく見かけます。
畑にかかしを立てておいて鳥対策をするのと同様に、ハチ対策(寄せつけない)として注目されています。
しかしハチの巣が出来てしまったあとだと、大変危険です。
特にスズメバチはハチの中で最も危険です。そのため、家の近くでスズメバチを見た場合は、すぐに対処が必要です。近くに巣があるということですので自身で対応はおすすめできません。
どのタイミングで対策をすればいい?
では、ハチの巣対策はどのタイミングで行えば良いのでしょうか。
基本的にはハチが巣を作り始める4月から5月頃がおすすめです。
この時期はハチが単独で行動していることが多く、攻撃性も低いため、対策する時期としてはベストタイミングなのですが
あまり人が出なくなった昨年あたりからは時期も少し変わってきているようです。
・仮にハチの巣ができていた場合は?
対策をしようと思ったら既に巣ができていたということもあるでしょう。
ではその場合は一体どうすれば良いのでしょうか。
スプレー
まだ作り初めの状態であれば、市販の駆除スプレーでハチの巣を駆除することができます。
仮に形になっていない構築途中のハチの巣を見つけた場合には、放置することなくすぐに破壊してしまうことをおすすめします。
業者
スプレーを吹き替えることに不安を覚える場合や、既にハチの巣が出来上がってしまっている場合は、素人は手を出さない方が良いでしょう。
特にスズメバチの巣ができている場合などは、必ず業者に頼み、専門家に駆除してもらうようにしましょう。
そうすることで、多少費用はかかってしまいますが、スピーディ且つ安全に駆除することが可能となります。
まとめ
ハチ被害を防ぐためには、ハチに巣を作らせないことが大切になります。ハチは家の壁やベランダ、通気口などに巣を作ることが多く、住人を刺すことも十分考えられるのです。
そのため、まずはハチに巣を作らせないように対策をして、仮に作り始めていたらスプレーで壊すことをおすすめします。
ただ、既にハチの巣が完成してしまっている場合には、反撃を食らう可能性がありますので、業者に依頼してみることもおすすめです。