大きなハエもかなり目障りですが、コバエの大量発生もかなり不快ですよね。
「なぜコバエが大量発生するの?」
「コバエの対策方法って何?」
など、コバエに対する知識が不足してしまっている人もいます。
そこでこの記事では、コバエが大量発生する原因や、効果的な対策方法について、詳しく解説していきます。
コバエにはどんな種類がある?発生しやすい場所は?
コバエにはたくさんの種類がありますが、自宅内に発生するコバエは、
- ショウジョウバエ
- ノミバエ
- キノコバエ
- チョウバエ
の4種類です。
ショウジョウバエというのは、台所などに発生することが多く、ノミバエは台所だけではなく、排水溝やペットのトイレなどにもたかることがあります。
そして、キノコバエというのは観葉植物付近に湧くことが多く、チョウバエは台所や、ふろ場、洗面所などの皮脂汚れがある場所にたかります。
なぜコバエが大量発生するの?
では、なぜコバエは大量発生してしまうのでしょうか。
コバエを1匹見かけると、ほとんどの確率で2匹、3匹と生息していますよね。
場合によっては、目視では数えきれないくらいのコバエが発生していることもあります。
これは、コバエの排卵数や排卵期間が大きく関係しているのです。
といのうのも、コバエというのは、1度に30個から50個ほど卵を産み、1週間から2週間程でふ化します。
そのため、一度コバエに産卵をさせてしまうと、一気に数が増えてしまうのです。
コバエが出たらどうやって駆除すればいい?
では、コバエが発生してしまった場合は、どのように駆除すればいいのでしょうか。
酢やめんつゆを使う
まずは酢やめんつゆを使うという方法です。
台所などには、殺虫剤を撒きたくないと思っている人も多いと思います。
具体的な方法は、
- ペットボトルのそこだけを切り取る
- 水を1センチほど入れる
- 酢もしくは、めんつゆを入れる
- 食器用洗剤を数滴入れる
となります。
ここでカギとなるのは、食器用洗剤です。というのも、コバエは、水をはじくことができます。
しかし、食器用洗剤が体に付着すると、沈んでしまうのです。
スプレー型殺虫剤で駆除する
風呂場や洗面台など、殺虫剤を使える場所では、コバエ専用の殺虫スプレーを使ってみることがおすすめです。
また、コバエが発生してから使うのではなく、あらかじめコバエが出そうな場所にふきかけておくのも効果的です。
ただ、製品によっては対応しているコバエの種類が異なる場合もあり、4種類のコバエに対応していないものもあります。
基本的に殺虫剤を虫に吹きかけると、死滅させることができますが、それぞれの種類に対応した殺虫剤を使う方が、高い効果に期待できると言えます。
設置型殺虫剤で駆除する
「殺虫剤を撒くのは嫌だけど、すぐに駆除したい」と思っている人もいるでしょう。
そのような場合には、設置型殺虫剤で駆除することをおすすめします。
ホームセンターなどに行くと、スプレー型の殺虫剤に加えて、設置型の殺虫剤も売られています。
設置型の殺虫剤は、コバエの好むニオイを発し、捕獲するという仕組みになっています。
そのため、スプレータイプの殺虫剤とは違い、無駄な場所に吹きかけてしまうことがありませんので、安心して利用することができるでしょう。
コバエを大量発生させないためには?
では、コバエを大量発生させないためには一体どうすればいいのでしょうか。
三角コーナーにゴミを放置しない
まずは三角コーナーを常に綺麗にしておくことがおすすめです。
三角コーナーに生ごみが入っていると、そのニオイにつられてコバエが寄ってきます。
そのため、三角コーナーにゴミを入れた場合は、できるだけ早く掃除をして、ニオイもしっかり取り除くことをおすすめします。
ゴミ袋の口をしっかりとしめる
ゴミ箱やゴミ袋というのは、コバエにとって楽園です。
そのため、ゴミ袋やごみ箱の蓋や口が開いていると、そこから侵入されてしまいます。
また、蓋や口はしっかり閉じていても、ニオイが漏れてしまっていることもありますので、できるだけ密閉しておくことをおすすめします。
残したものはしっかりと捨てる
食べ残しや飲み残しを、テーブルの上に放置してしまっている人もいると思いますが、これもコバエが大量発生する原因となります。
そのため、残さず食べる、残さず飲むということが一番ですが、仮に残す場合にはしっかりと片付けるようにしましょう。
植物やペットのフンにもコバエがたかる?
食べ物だけではなく、植物やペットのフン、トイレにもコバエがたかります。
そのため、観葉植物を育てている人や、ペットを飼っている人は、食べ物以外の箇所にも気を配る必要があるのです。
まとめ
コバエが大量発生する原因は、いくつかあります。
しかし、どれもちょっとした工夫、ちょっとした対策で改善することができるのです。
また、コバエを駆除するための殺虫スプレー、設置型殺虫剤なども販売されていますので、気になる場合には使ってみましょう。