ムクドリのフン被害や鳴き声被害で悩んでいる人はたくさんいると思います。
ただ、どうすればいいかわからず
- ただ我慢をする
- ただフンを掃除する
ことしかできずに悔しい思いをしている人もいるでしょう。 そこでこの記事では、ムクドリのフン、鳴き声対策について詳しく解説していきます。
ムクドリの被害内容とは?
まずは、ムクドリが人間に対してどのような被害をもたらすのかということについて、詳しく見ていきましょう。
鳴き声被害
まずは鳴き声被害です。
ムクドリを始めとする鳥は、鳴き声でコミュニケーションを取ります。 そのため、仕方のない部分もあるのですが、自宅周辺で鳴かれるとかなり迷惑です。
というのも、ムクドリというのは、群れで行動します。 つまり、1羽の鳴き声が聞こえたら、数百、数千のムクドリの鳴き声が聞こえることがあり、夜になっても泣き続けるため、鳴き声被害に悩まされている人は多いのです。
フン被害
続いてはフン被害です。
ムクドリを始めとする鳥のフンには、 ・細菌 ・カビ ・寄生虫 などが含まれていることが多く、人間にとって害をもたらします。
また、1羽のムクドリのフンであればそこまで不安視するよう必要はありません。しかし、先ほども解説したように、ムクドリのというのは群れで行動するため、大量のフンが同じ場所に投下されることがあるのです。
フンの量が増えれば、当然フンに含まれる病原菌を人間が吸い込んでしまう可能性が高くなり、これが問題視されているのです。
ダニ被害
続いてはダニ被害です。
ムクドリというのは、 ・軒下 ・壁面 等に巣を作ることがあります。ただ、ムクドリというのは様々なダニが付着していることがあり、そのダニが網戸や通気口などの隙間から侵入し、人間に噛みつくことがあるのです。
そうすることで、かゆみ・痛み・アレルギー症状 などを引き起こす可能性があります。 更に、ムクドリが自宅に巣を作り、そこでヒナを産んでしまうと、親のムクドリは強い異臭を放つようになります。 そのため、本来リラックスできるはずの自宅で、不快な臭いを常に嗅ぎ続けなければならなくなってしまうのです。
ムクドリ被害の対策方法は?
では、ムクドリ被害の対策方法とは一体何なのでしょうか。
ネットを張る
まずはネットを張るという方法です。
ベランダや木にネットを貼ることで、ムクドリが巣を作ること、降り立つことを防ぐことができるのです。
テグスを設置する
続いてはテグスです。 テグスというのは、釣り糸のようなグッズで、ムクドリの侵入を未然に防ぐことができるのです。 どちらかというと、ネットより効果が劣りますが、それでもムクドリ対策には効果的だと言えます。 また、自分でも簡単に設置することができますので、気軽に対策することが可能です。
音を出す
ムクドリを音で撃退することも可能です。 ある地域では、ムクドリが逃げる時の鳴き声を録音し、それを大音量で流してムクドリを一斉に追い払うことに成功しているのです。 また、大きな音でびっくりさせるということも効果的ですので、巣にロケット花火を打ち込んで驚かすということもおすすめです。
ダミー人形を置く
続いてはダミー人形を置くという方法です。 ムクドリの天敵は、 ・鷹 ・フクロウ などです。 このような鳥を見立てた人形を設置することで、ムクドリが身の危険を感じて近寄らなくなるのです。 また、鷹やフクロウの人形というのはインテリアとしても使うことができるため、一石二鳥になるでしょう。
巣を作っている木を切る
自宅の敷地内にある木にムクドリが巣を作ってしまった場合、その木を切り倒すことで解決できることがあります。 木がなくなれば、当然ムクドリは自分の住処を失うことになりますので、他の住処を探さなければなりません。
そのため、効果的にムクドリを追い払うことができる場合があるのです。 とはいえ、木を切るというのはそう簡単にできる事ではありません。
大きな木であればあるほど、近隣への配慮が必要になりますし、難易度も上がります。 そのため、必要であれば専門の業者に依頼することも検討する必要があるでしょう。
ムクドリ対策時の注意点とは
ムクドリ対策には、様々な方法がありますが、1つだけ注意点があります。 それは、 「殺してはいけない」 ということです。ムクドリというのは、害鳥として人々を悩ませていますが、同時に鳥獣保護管理法という法律によって守られています。
そのため、個人であれ業者であれ、無許可で殺したり、傷つけたりするとペナルティを受ける可能性があるのです。
まとめ
ムクドリの被害に悩まされている人はたくさんいると思います。
ムクドリは群れで行動しますので、自宅周辺などに巣を作られてしまうと、鳴き声やフン被害などでノイローゼになってしまう可能性もあります。 仮にムクドリの被害に悩まされている人がいるのであれば、是非今回紹介した方法を実践して、早めに対策していくことをおすすめします。
また、早急に対策をしたい場合は、業者への依頼が一番安心で早いかもしれません。