自宅付近にハトが巣を作っていたり、自宅のベランダにハトが巣を作っていたりして、毎日不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
確かに、ハトというのは、非常に恐ろしい病気の原因菌を持っている可能性があるため、一刻も早く駆除をすべきです。
そこでこの記事では、ハトによる具体的な被害事例と、駆除方法について詳しく解説していきます。
ハトは日本では見慣れた鳥
ハトというのは、日本中の様々な場所にいます。
- 駅のロータリー
- 公園
- 自宅付近
- 庭
など、既に見慣れている人もいるのではないでしょうか。
このようなこともあり、もはや日本人でハトを恐れる人はいないということもできます。
その証拠に、ベンチに座ってハトに餌を上げていたり、子供と一緒にハトを間近で見学している親子がいたりします。
とはいえ、通常鳥というのは、我々人間が近づくと一目散に逃げていきますよね。
では、なぜハトというのは、人間が近づいても、たくさんの人が押し寄せてきても逃げないのでしょうか。
公園や駅のハトはなぜ人を見ても逃げないの?
ハトが人間を見ても逃げない理由というのは、人間自身が原因を作っているのです。
その代表的な原因とは、◆ハトの餌付け◆です。
たまにハトに餌を上げている人を見かけると思いますが、このようなことから、ハトが、
「人間は怖くない」
「餌をくれる」
と勘違いしてしまうのです。
そのため、ベランダに巣を作ったり、人が目の前を横切っても平気で歩いていたりするのです。
ベランダや庭先のハトに餌を上げると地獄が待っている
もしかしたら、この記事を見ている人の中にも、ハトに餌をあげた経験がある人はいるのではないでしょうか。
しかし、特にベランダや庭先のハトに餌を上げると、その後地獄が待っています。
では、具体的にどのような悪影響があるのか詳しく見ていきましょう。
大量に寄り付く
動物ですから、餌をくれるとわかれば当然そこに寄り付きます。
もっと言えば、人間に対しての警戒心がなくなってしまうということです。
しかし、いい気になって餌を上げていると、驚くほど大量のハトが押し寄せてくる場合もあるのです。
そうなってしまうと、近所迷惑にもなってしまいますし、ハトが原因となる病気に感染してしまうリスクも高くなってしまうのです。
フンをされる
動物も人間も、何かを食べれば排泄をします。
ただ、ハトのフンには様々な病原菌が潜んでいて、最悪の場合は命にかかわる状態になってしまう可能性もあるのです。
また、掃除が非常に大変になり、近所から苦情が来る可能性もあるのです。
基本的にハトや小鳥のフンというのは、人間にとって害となる場合が多いため注意が必要です。
フンから病気になることもある?代表的な病気は?
先ほど、ハトのフンには様々な病原菌が潜んでいると解説しました。
では、具体的にどのような菌が潜んでいるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
過敏性肺炎
まずは過敏性肺炎です。
過敏性肺炎の原因には、様々な事が考えられますが、ハトのフンも原因の1つとなります。
具体的な症状は
- 咳
- 淡
- 倦怠感
- 発熱
などですが、何度も繰り返すと、アレルゲンを吸い込んでいない状態でも肺炎になってしまう可能性がありますので注意しましょう。
気管支喘息
ハトのフンや羽毛には、様々なカビやダニが繁殖している可能性があります。
このような菌を吸い込んでしまうと、気管支喘息になってしまう可能性もあり、場合によっては呼吸困難によって死に至ってしまう場合もあるのです。
特に呼吸器官が弱っているお年寄りや、乳児への配慮が必要で間違っても、ハトに近寄って餌を上げたり、触ろうとしたりしないようにしてください。
ハト被害に困っているなら業者へ依頼するのも1つの手
この記事を見ている人の中には、住宅周辺のハト被害に悩んでいる人もいるでしょう。
ただ、ハトを駆除するためには、法律の問題や方法の問題などがあり、素人では行うことが難しい場合が多いです。
そのため、専門の知識やスキルを持っている害鳥、害獣駆除業者に依頼してみることもおすすめです。
そうすることで、自宅周辺から徹底的にハトを遠ざけることができるため、近所迷惑になってしまう可能性や、病原菌が感染してしまう可能性も下げることができるのです。
まとめ
意外と自宅周辺のハト被害で悩んでいる人は多いです。
中には、ベランダにハトの巣ができているのに放置してしまう人もいるのです。
しかし、今回紹介したように、ハトはただ迷惑なだけではなく、健康を害してしまう可能性もあるため十分注意する必要があります。
また、ハトを自分で駆除するとなると、
- 時間の問題
- 法律の問題
- ノウハウの問題
などが浮上し、素人で行うのは難易度が高すぎるため、専門の業者に依頼してみることもおすすめです。
そうすることで、効果的にハトを追い払うことができ、同時にハトを寄せ付けない環境づくりの知識も身に付けることができるでしょう。