コウモリに注意

ほとんどの人はあまり経験がないかもしれませんが、コウモリが家に入ってきてしまうことがあります。
では、仮にそのような状態になった場合には、一体どうやって追い出せば良いのでしょうか。

この記事で詳しく解説していきます。

コウモリの追い出し方は?

コウモリの追い出し方にはいくつか方法があります。 仮に今までそのような経験がない人でも、これから先このような経験をする可能性はありますので、しっかりと頭に入れておくことをおすすめします。

網で捕まえる

まずは虫取り網を使うということです。 中には、コウモリはすばしっこいと思っている人もいますが、止まっているコウモリであれば、比較的簡単に捕まえることができます。 また、虫取り網がない場合には、洗濯ネットやビニールなどでも捕まえることが可能です。 そして、捕まえたら速やかに室外に出すことをおすすめします。

頑丈な手袋で捕まえる

度胸のある人であれば、頑丈な手袋で捕まえることもできます。 その場合、コウモリを傷つけないためにも、そっと掴んであげることが大切です。

強く握ってしまうと、コウモリが死んでしまったり羽が折れてしまったりする可能性があります。 羽が折れるということは、飛行する動物にとってはかなり致命的です。

そのため、そっと掴みすぐに室外へ出しましょう。 間違っても素手で触れてはいけません。 なぜなら、コウモリは病原菌を持っていることが多く、素手で捕まえて、その手で目や鼻、口を触ってしまうと感染してしまう可能性があるからです。

蚊取り線香を使う

そして蚊取り線香も意外と効果的です。 というのも、コウモリというのは煙を嫌う傾向にあります。
そのため、煙を炊くことで、窓から自然に飛び立つ場合があるのです。

コウモリを触りたくない人や近づきたくない人は、是非この方法を試してみると良いでしょう。

ただ、部屋の広さによっては蚊取り線香では全く効果がない場合もあります。 逆に狭い部屋で大量の煙を出してしまうと、人体にも悪影響が出てしまう可能性がありますので、注意が必要です。

忌避剤を使う

コウモリを追い出すためには、忌避剤も効果的です。
忌避剤を使うことで、コウモリを効果的に追い出すことができるのです。 忌避剤には、 ・スプレータイプ ・燻煙剤タイプ ・ジェルタイプ などがあります。

スプレータイプの忌避剤は、ピンポイントで噴射することができ、誰でも気軽に利用することができます。
一方効果の持続時間が短く、尚且つ中身の減りが早いというデメリットもあります。

燻煙剤タイプは、広範囲に使うことができるということと、設置簡単というメリットがあります。 一方効果の持続時間が短いというデメリットがありますので、その時々で使い分ける必要があるでしょう。

ジェルタイプの忌避剤は、持続時間が長く、室内外で使えるということがメリットです。
一方、設置に手間がかかるというデメリットもあるのです。

超音波を使う

続いては超音波を使って追い出すという方法です。 この方法は、家の周辺にたくさんのコウモリがいるという場合などに効果的です。

超音波を使うことで、コウモリを寄せ付けなくすることができますし、安全にコウモリを追い払うことができるのです。
一方で、何度も超音波を使っていると、コウモリが超音波に慣れてしまうこともあり、効果がなくなってしまう場合もあるのです。

コウモリを無事に追い出した後は?

では、コウモリを追い出した後にやるべきこととは一体何なのでしょうか。

徹底的に掃除をする

まずは徹底的に掃除をするということです。 コウモリは先ほども解説したように病原菌を持っている可能性が高いです。

そのため、ほうきやちりとり、掃除機などを使ってしっかりと掃除をします。 この際に、マスクや手袋をつけるなど完全防備をすることが大切になります。

そうでないと、巻き上がったホコリや病原菌を吸い込んでしまい、体調を崩してしまう可能性があるのです。

除菌をする

そして、除菌をするということも大切です。 エタノールやアルコールなどを吹きかけることによって、菌を死滅させることができる場合もあります。 コウモリが家に入ってきた場合は、追い出して完了というわけにはいきません。 一度侵入されてしまうと、病原菌がどこにあるかわからないため、しっかりと除菌をしておくことをおすすめします。

 

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まとめ

コウモリが家に入ってくるということは滅多にないことですが、100%ないとは言い切れません。
仮にコウモリが侵入してきた場合は、今回紹介した方法で追い出すことが大切です。
そして追い出した後は、しっかりと除菌や掃除をして、病原菌が体内に入らないようにすることが大切です。

どうしても自分で駆除することができない場合や、追い出した後の対処が難しい場合には、専門の業者に依頼をすることをおすすめします
そうすることで、適切に追い出してくれて、しっかりと除菌をしてくれるでしょう。