アウトドアの季節!夏に出没する怖い虫って一体何?

夏と言えばアウトドアですよね。
きっと、子供も大人も楽しみにしている季節でしょう。

ただ、そんな楽しい夏は、人体に被害を及ぼす怖い虫も活動を始めるのです。
では、一体どのような虫に気を付けて、夏を満喫すればいいのでしょうか。
この記事で詳しく解説していきます。

夏に出没する怖い虫とは?

夏に出没する怖い虫というのは意外と多く、自宅で被害に遭ってしまう事もあるのです。
では、具体的に気を付けるべき怖い虫の種類について解説していきます。

やけど虫

まずはやけど虫です。
やけど虫というのは、正式名称をアオバアリガタハネカクシと言います。
この虫は、約7ミリという小さな虫なのですが、危険度はかなり高いです。
この虫は、人体に有害な毒を体液として放出します。
仮にこの毒に触れてしまうと、やけどをしたような症状が出てしまうのです。

この虫は、アウトドアの際にも気を付ける必要がありますし、日常的な散歩、自宅にいる時にも気を付けなければなりません。
仮にこの虫と出くわした場合は、絶対に触らないようにしてください。
もし自分の服や皮膚についてしまった場合は、手ではたき落とすのではなく、何枚にも重ねたティッシュ、もしくはタオルで優しく払うか、葉っぱなどに移動させることをおすすめします。

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ブヨ

続いてはブヨです。
ブヨは、地域によって呼び名が異なり、場合によってはブユと呼ぶこともあります。
ブヨは基本的に山に生息していて、朝若しくは夕方になると活発に行動します。

そのため、登山やキャンプなどの際には細心の注意が必要になるのです。
ブヨは蚊と似ていると思っている人もいますが、蚊の場合は尖った口を皮膚の中に入れて血を吸います。
この時に毒を入れてから血を吸うため、かゆくなるのです。

一方ブヨというのは、尖った口で皮膚を傷つけてから血を吸います。
そのため、蚊に刺された時よりも、ブヨに刺されたときの方がかゆみや痛みが強く出ることがあります。

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続いては蚊です。
夏場になると、蚊を避けて通ることはできません。
また、体質によっては何か所も刺されてしまう事があり、かゆさでストレスを感じてしまう事もあるのです。

そのため、虫よけスプレーや殺虫剤、ムヒなどを駆使して防御する必要があります。
また、日本ではあまり見られませんが、海外に行くと蚊が原因で、

  • マラリア
  • デング熱
  • 日本脳炎

などになってしまう事例も発生しています。

そのため、特に海外に行った際には蚊の対策をしっかりと行うことをおすすめします。

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トコジラミ

続いてはトコジラミです。
これは、全国に存在している小さい虫で、高温多湿を好みます。
そのため、

  • カーペット
  • 布団

などに生息することが多く、夜になると人の血を吸います。

トコジラミに血を吸われると、悶絶するほどのかゆみに襲われます。
また、年間に300から500個の卵を産みますので、放置しているとどんどん増えてしまうのです。

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マダニ

続いてはマダニです。
マダニというのは、草むらなどに生息していることが多く、場合によってはマダニの被害に遭って亡くなってしまう事もあるのです。
というのも、マダニというのは人間の血を吸うのですが、その際に頭を皮膚に突っ込みます。

そして、満腹になるまで頭を引き抜くことはありません。
場合によっては2週間も頭を突っ込んだままでいることもあるのです。

血を吸われることに関しては、そこまで危険ではありません。
一番危険なのは、感染症です。
場合によっては死に至るほどの感染症を媒介することもあるため注意が必要です。

また、マダニを無理やり引き抜こうとすると、頭だけが皮膚に残ってしまいますので、ピンセットなどでゆっくりと引き抜くことをおすすめします。

スズメバチ

続いてはスズメバチです。
スズメバチは、ハチの中で最も危険と言われていて、攻撃性も非常に強いです。
仮に刺されてしまと、アナフィラキシーショックになってしまう可能性があり、場合によっては命を落としてしまう事もあります。

そのため、スズメバチやスズメバチの巣を発見した場合は、できるだけ近づかず、刺激もしないようにしましょう。

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危険な虫から身を守るためには?

では、このような危険な虫から身を守るためには一体どうすればいいのでしょうか。

知識をつける

まずは知識をつけることが大切です。
危険な虫や、その対処法をしっかりと頭に入れて、万が一の場合でもすぐに対応できるようにしておくことが大切になります。

肌の露出を減らす

肌の露出を減らすことも大切になります。
夏ですので、半そで短パンで生活をしたいと思っている人もいるでしょう。
しかし、アウトドアを楽しむ場合には、できるだけ肌の露出を減らし、怖い虫から身を守ることが大切になるのです。

虫よけスプレー、殺虫剤を持っておく

そして、虫よけスプレーや殺虫剤を持っておくということも大切になります。
特に山や川、海などに行く際には、このようなグッズを携帯しておきましょう。
そうすることで、万が一の場合でも身を守ることができます。

まとめ

夏は楽しみなことがたくさんありますよね。
しかし、今回紹介した怖い虫の活動も活発になりますので、注意していないと被害に遭ってしまう可能性があります。

夏を思う存分楽しむためにも、今回紹介したことをしっかりと頭に入れておきましょう。