トコジラミとダニの症状の違いと見分け方!知っておくべき対処法

今回のテーマはトコジラミとダニの事

トコジラミという害虫をご存じですか?

ダニと間違えられることが多いのですが、トコジラミとダニは全く違う種類の害虫です。

トコジラミもダニも人体に被害をもたらしますが、カメムシの仲間であるトコジラミとダニでは駆除の方法や生態も大きく異なります。そのため、刺された際の症状や特徴の違いを知り、それぞれに合った対策を行う必要があります。

この記事では、トコジラミとダニを症状の違いから見極めて、被害を最小限に食い止める方法を紹介しています。屋内で小さな虫に刺されてしまった人は、ぜひ参考にしてみてください。

トコジラミとダニの症状の違いと見分け方!知っておくべき対処法

ダニとトコジラミの症状の違い

トコジラミやダニに刺されるとかゆみが出ますが、それぞれの症状には違いがあります。症状が出る場所や腫れ方など、似ているようで全く違うので見分ける参考にしてください。

トコジラミに刺された場合

トコジラミに刺されると、強いかゆみや紅斑などの症状が出ます。トコジラミは露出している部位を刺すので、手足や首などに症状が出やすいです。トコジラミの症状の特徴として、初めて刺された場合かゆみが出にくいということが挙げられるでしょう。

トコジラミに刺されてかゆみを感じるのはアレルギー反応の一種であるため、抗体のない状態で刺されてもかゆみは出ません。また、初めて刺された際はブツブツとした虫刺されではなく広範囲に及ぶ紅斑が出る場合が多いです。


トコジラミに刺された症状と防ぐ方法については、下記の記事を参考にしてください。

トコジラミに刺されたらこんな症状が出ますを紹介

ダニに刺された場合

ダニには大きく分けてイエダニとツメダニとマダニという3つの種類。このうちトコジラミと間違われやすいのは屋内に発生するイエダニとツメダニです。イエダニの場合は刺された直後から、ツメダニの場合は数時間時間をおいてからかゆみが出ます。トコジラミとダニの症状の違いは、刺す部位が違うことでしょう。

ダニは皮膚が柔らかい部位を刺すため、衣服に隠れている腹や太もも、二の腕などを刺します。ダニに刺された場合は小さな虫刺されが多数発生するため、ダニに刺されたかもしれないとすぐに気が付ける場合が多いです。


トコジラミとダニの特徴について!見分け方や好む場所

トコジラミとダニの特製

トコジラミとダニには刺された際の症状以外にも多くの違いがあります。トコジラミとダニは、生態や見た目に大きな違いのある全く違う種類の害虫です。見分け方を知っておけば、その後の対策しやすくなります。

トコジラミはダニと違い肉眼でも見える

トコジラミとダニの大きな違いの一つが、トコジラミは肉眼でも見えるということです。主に屋内に発生するイエダニやツメダニは肉眼ではほとんど見えません。マダニのみ肉眼でも確認できる大きさですが、マダニは屋外に生息するダニであるため屋内での被害は少ないです。

トコジラミは普段は扁平な形状ですが、吸血後は身体が膨らみます。幼虫も成虫も自分の体重以上の血を吸うため、体長も伸びてさらに見つけやすくなるのが特徴です。

トコジラミとダニが好む場所

トコジラミとダニは、潜んでいる場所も違います。トコジラミは強い光を嫌うという性質を持ち、暗闇に潜んでいることが多いです。明るい時間はベッドやカーペットと床の隙間などに隠れています。

一方ダニが好むのは湿度が高い場所。カビが発生している箇所や、人の体温によって温度が変化しやすい寝具類に潜んでいます。いずれの場合もベッドや布団は注意すべきポイント。トコジラミの場合は寝具に血糞がついていることもあるので注意深く観察しましょう。


【対策】トコジラミかダニの症状…対処法に違いはあるの?

トコジラミとダニの対策

室内で小さな虫に刺されてかゆみが発生している場合、症状の違いでどちらに刺されたのか判断することが可能です。それぞれに合った対処法があるのかチェックしてみましょう。

どちらに刺されたか症状をみて対応しよう

トコジラミとダニは、症状が出る部位や腫れ方が違います。露出している手足などの部位を刺された場合はトコジラミで、衣服の中の皮膚が柔らかい部位を刺された場合はダニであることが多いです。

まずは自分の症状を見極め、今発生している被害がトコジラミによるものなのか、ダニによるものなのか見極めましょう。トコジラミはカメムシの仲間であり、ダニと同じ方法では駆除することができません。それぞれに合った対策を行う必要があります。

トコジラミとダニはしっかり駆除と対策を!

トコジラミとダニは全く別種の害虫であるため、同じ方法で駆除することはできません。好む環境も異なり、再発生を予防するために必要な対策も違います。

トコジラミとダニは症状に違いはありますが、どちらも人体に被害をもたらし生活に影響を与える害虫です。発生してしまった場合しっかり駆除することが大切です。トコジラミの中には、通常の薬剤が効かないスーパートコジラミと呼ばれるタイプも存在しており、自力での駆除は難しい場合があります。被害が拡大する前に業者に相談するのも一つの手段です。

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まとめ

トコジラミとダニまとめ
  • トコジラミとダニは間違えられることの多い害虫ですが、実は刺された際の症状には様々な違いがあります。トコジラミとダニは、生態や対策も異なる全く別種の害虫です。どちらも生命力や繁殖力が強く、場合によっては駆除するまでに長い期間を要します。
  • トコジラミとダニの症状の違いから被害の原因を特定し、適切な対応を取ることが何よりも大切です。刺された場合は強いかゆみに悩まされることもあるため、早めの対策が必要。自力での駆除が難しい場合は、早めに業者に相談しましょう。トコジラミとダニそれぞれに合った最適な対策を行うことが可能です。